こんにちは!
今回はE131系600番台に関する記事を書いていきたいと思います。
E131系600番台の小山ローカル地区運用が始まってから、早い物で今年で3年目になるそうです。本当にあっという間ですね。そんな3年目のタイミングで、E131系に新たな動きがあるかもしれません。昨年公開された労働組合資料に「東北本線・小金井~宇都宮間の一部E131系化」という記載が確認されたようです。小金井~宇都宮というのは、E131系は僅かながら運用がある区間ですが、基本的には10両,15両のE231系/E233系が運用を行っています。この区間へのE131系運用拡大ということで、どのようになるのかが気になる所ですね。個人的な予想としては、せいぜい入出庫の旅客化程度の話なのかな…というような気はしますね。朝の9時台に入庫する6両の回送2本(黒磯→宇都宮で到着後に回送)と、夕方17時台に出庫する6両の回送2本(小金井→宇都宮回送で到着後に営業)の中から旅客化する運用を出し、黒磯→小金井通し運用の設定、小金井→黒磯通し運用の増発及びワンマン化を目論んでいるのではないかな?ということですね。これが単なる増発になるのか、それともE231系/E233系運用を置き換えるかは分かりませんが、単なる増発という可能性は低いのかな?というような気はします。これをすると、E231系やE233系の回送は出ることになりそうですが、それでもワンマン運転が出来ることを考えると、メリットはありそうだなと思います。
一方、本気でこの区間のワンマン化を考えるならば、例えば日中に小金井に入庫するE131系の一部をひっぱりだし、E131系の小金井~宇都宮ピストン運用を誕生させるといったような大幅な運用変更を行う可能性も一概には否定できないのだろうと思います。ただし、本数も限られますから、これをやる可能性は低いのではないかな?とは思ってはいますけれどもね。少なくとも完全に系統分離をするとか、そのような話ではないはずです。果たしてどうなるのかは、今後の発表に注目でしょうね。
そんなE131系の小金井~宇都宮間の運用、実は現在でも運用が設定されています。今回はその運用も見ていきたいと思います。
まず一本目が、小山5:43発 黒磯7:03着の6両普通です。この運用は205系時代まではE231系/E233系が担当していた、小山→黒磯の通し運用です。2022年改正で宇都宮~黒磯間のE231系,E233系撤退に伴い、10両→6両への減車となりました。この運用が一つです。
そしてもう一つの運用が、小金井6:02発 日光 7:12着の日光線直通普通3両です。この運用は107系,205系時代からある運用ですが、宇都宮駅で方向転換を行う非常に面白い運用です。この運用は205系時代は少し特別な運用で、この直通列車専用幕が存在していました。
日光線直通 日光幕
1日1回のみ見ることの出来た、レア幕でしたね。この運用はE131系にも引き継がれています。
ちなみに、205系時代には2022年まで7時台に小金井始発黒磯行きも存在しましたが、この運用は現在宇都宮行きに短縮された上でE231系/E233系運用に変更されています。これがE131系に振り替えられるという可能性も無くはないのかもしれませんが、7時台にE131系運用を増やすのは、現在の運用数を考えると難しいのではないでしょうかね。
そして過去には211系,205系による黒磯始発小金井行きも設定されていた時期もありました。
このような形ですね。
果たしてこの区間のE131系運用はどうなるでしょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました!