昨年(2024年)11月、1/80スケールでは初の新造車となるクハ1434が出場しました。

 

 

16番は分からないことだらけなので、ともかく「やってみる」ことが先決でした。

先行試作的に1両を完成させたのが本車です。

※とにかく試行錯誤が多く、記録をあまりとっていないこともあって、工作記事としての「解像度」は低めですのでご容赦いただければと思います。

 

車体はプラ製で、ドアなど一部を除き全てスクラッチです。

なお、ケガキは図面作成用ソフト(Microsoft Visio)を使用し、剥せるタイプのラベル用紙に出力しています。

この手法は元々Nで行っていたものですが、サイズが大きいと歪みも大きくなるため、印刷精度・貼付精度・ラベル用紙の伸縮が大きな課題として残ります。

 

屋根板もプラ積層から削りだしていますが、カーブは不正確です。じっくり眺めてはいけません(苦笑)。

 

屋根は自家調色のものですが、車体はあえてガイアカラー(西武ベージュ・西武レッド)のままとしました。

色味はエンドウ製ブラスモデルと大分異なります。

 

ベンチレータはIMONの西武用ガラベンです。

下回りはt1.0プラ板ベースの床板に日光モデルの台車(TR-11コロ軸)と手持ちの床下機器を搭載しています。

電飾は室内灯のみ実装しており、ヘッドライト・テールライト・方向幕は準備工事(何もしていない)のみです。

本車製作での経験をスタートとして、プラ製スクラッチ車輛を増備していこうと思っています。