今更なに記事にしてんだって話かもですが、もう10年以上前の話ではありますが、183系M31編成のラストランをたまたま撮っていたなあと思って、まだ私がインターネッツに足を踏み入れる前(ROM専ではあった)の写真ですが記事として後世に遺しておきたいと思います。
幕張車両センターに所属していた(よね?)M31編成が廃車回送を兼ねたラストランとして、千葉から錦糸町・御茶ノ水・新宿経由で長野まで運転されていました。当時中学生だった私はこんなんしか撮れませんでしたが…。思えば幕張の113系の長野総合車両センターまでの廃車回送のうち大半の編成は同じルートで、最終回なんかは今回のM31編成と同様に廃車回送兼旅行商品として運転されていたなあと懐かしく思い出しました。
昨今の荒れ方なんかに鑑みると、現在絶賛置換え中のE217系が仮に長野まで自走可能だったとしても、似たような旅行商品は設定されなかったんだろうなあなんてふと思いました。なお幕張の113系の一部編成は上越線・信越線経由で長野総合車両センターまで自走回送されていたと記憶していますが、現在は北陸新幹線延伸と信越線一部区間の第三セクター以降のため余程のことがない限りは同様のルートの列車は設定されないものと思われます。
なおこの前の週には同じく幕張車両センター所属であったM32編成が同様のルート・用途で長野総合車両センターまで廃車回送されました。あずさ色に加えて中央線とも結びつきが強かったであろうこれら2編成のラストランは、M32編成が「あずさ」ヘッドマーク、M31編成はご覧の通り「かいじ」ヘッドマークをそれぞれイメージした専用幕で運転されていました。