2024年 オフろうきっぷで行く!豊予の旅③別府から四国へ!宇和島運輸 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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宇和島運輸で四国へ!

おはようございます。

今日からは豊予の「予」のほうを旅していきます。

オフろうきっぷはしばらくおやすみです。

 

まずはトキハ前のバス停から出発。

 

やってきたのは高速バスタイプの西工E型車両。

大分交通のAPU線50番です。

 

もともとは大分~大分空港間の「エアライナー」で使用されていたという車内はリクライニングシート。

まるで高速バスに乗っているかのような気分です。

 

昨日も通った別府交通センターで下車。

 

別府交通センターは、別府港に面したバス停兼大分の物産販売所の大きな建物。

 

館内ではお土産物屋が多数営業中。

昔は温泉大浴場があったそうですが、今は廃止されています。

 

その別府交通センターから徒歩すぐにあるのが宇和島運輸のターミナル。

 

宇和島運輸は九州の別府・臼杵と四国の八幡浜との間を結ぶフェリー航路を運行している船会社。

今回はこの宇和島運輸のフェリーに乗って四国に渡りたいと思います!

 

まずは乗船手続きを済ませ、乗船開始までターミナル内で待機。

 

ターミナル内は古いゲーム機が並ぶレトロさ感じる空間でした。

 

 

その一角に掲げられていたのが「瀬戸内海航路図」。

今は存在しない別府~松山・広島航路や佐伯~宿毛航路が載っていますが…いつのでしょうねこれ…

 

乗船開始時刻になったので乗船口へ。

 

船まで少し歩きます。

 

今回乗船するのがこちら。

宇和島運輸の「あかつき丸」。

2014年就航のフェリーです。

 

船体に取り付けられた搭乗口から乗船。

 

階段を登って…

 

乗り込みました。

 

船内はモダンな雰囲気で快適に過ごせそうです。

 

せっかくなのでデッキで出港を見送ります。

 

9:45、ファンネルから煙を吐いて別府港を出港しました!

九州から豊予海峡を越えて四国へ向かうフェリーの旅、スタートです。

大分から四国へ向かうのは当ブログでは初めて。

とってもワクワクします!

 

別府の街並みをゆっくりと離れていくあかつき丸。

 

遠くに見えるのは別府~大阪航路の「さんふらわあ くれない」。

「くれない丸」の伝統を受け継ぐ名前の船が出発を見送ってくれました。

 

元・くれない丸(ロイヤルウイング)の乗船記はこちら↓

 

昨日に引き続き天気が悪く、少し陸地を離れるともう別府の街並みも高崎山もぼうっとした霧の中に消えていってしまいました。

景色が見えないので船内に戻ります。

 

船内での楽しみ。

それは食事です!

 

このあかつき丸ではうどんが食べられるということで売店にやってきました。

 

 

注文したのがこちら。じゃこ天うどんです。

 

じゃこ天はこれから向かう愛媛県南予地方の名産品。

ホタルジャコという魚を骨や皮ごとすり身にして揚げたかまぼこで、ジャリジャリした食感が特徴的。

2023年の秋田県知事の失言がきっかけで一躍有名となったのは記憶に新しいところです。

 

 

 

 

そんなじゃこ天が載ったじゃこ天うどんを海が見える席でいただきます!

魚の味をしっかり感じられ独特な食感も楽しめるじゃこ天。一足早く味わうことができました。

 

佐田岬のそばを通って

別府湾を抜け、船はいよいよ豊予海峡に差し掛かります。

遠くにうっすら佐賀関半島が見えています。

 

豊予海峡は幅が14km、大分県と愛媛県との間に横たわる海峡。

潮流が速いことから「速吸瀬戸」の別名でも知られています。

その速い潮流に揉まれて育ったのがあの有名なブランド魚「関さば」「関あじ」です。

 

ちなみに現在はフェリー航路でのみ結ばれている豊予海峡ですが、実は新幹線の基本計画路線である四国新幹線の終点が大分市になっており、豊予海峡にトンネルを掘って四国と大分が新幹線で結ばれる計画となっています。

 

実現性は疑問符が付きますが、いつかこの海峡の下に新幹線が通る…そう考えると面白いですね。

 

続いて見えてきたのは高島。

佐賀関の関崎から約3.5km先に浮かぶ無人島です。

 

ここで国道九四フェリーの速なみと反航。

国道九四フェリーは佐賀関~三崎間を結ぶ航路。九州~四国航路では一番短く、所要時間は1時間10分だそう。

 

そして…

 

海霧の向こうに、大きな陸地が浮かび上がってきました。

 

船が近づいていくと、岩肌が荒々しい断崖とその上に立つ白い灯台の姿が見えてきました。

 

ここが四国最西端の岬、佐田岬です!

いよいよ四国にやってきました。

 

岬に立つ灯台は佐田岬灯台。

1918年(大正7年)に建設され、国の登録有形文化財に指定されています。

 

佐田岬を過ぎると、進行方向左側には佐田岬半島が長々と横たわります。

その長さは約50km。日本最大の断層、中央構造線に沿って伸びているのだとか。

 

航路の後半はこの佐田岬半島に沿って付け根にある八幡浜まで向かいます。

 

しばらくして、同じ宇和島運輸の「おおいた」と反航。

臼杵に向かっているようです。

 

やがて、小さな島々が見えるようになり…

 

港湾施設が見えてくると、まもなく八幡浜港に着岸です。

 

12:30、あかつき丸は八幡浜港に到着。

 

ついに四国にやってきました!

続きます。

 

 

★乗車データ

大分交通 APU線 50番 立命館アジア太平洋大学行き 別府北浜1のりば(8:43)→別府交通センター(8:51)

※2024年4月28日乗車

 

 

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