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前2回撮影していた釧網本線を後にして、午後からは根室本線 釧路~根室間の通称「花咲線」へと舞台を移します。
「日本最東端の駅」として知られる東根室駅を擁する花咲線は、まさに「最果て」という言葉通りの風景が広がる路線です。
乗り・撮りとも何度か訪れたことはありますが、ガッツリと撮り鉄したことは無かったので、もともと本遠征は花咲線を撮影するのが目的でありました。
午前中は予定変更をして釧網本線へ足を運びましたが、午後からは本命の花咲線をタップリ満喫したいと思います。
さっそく最初のショバへ・・・の前に、厚岸駅へちょっと寄り道。
といっても用があるのは駅ではなく、駅前にあるこちら。
厚岸駅と言えば、全国区の知名度を誇る有名駅弁「かきめし」でございます。
かつては駅内のキヨスクで購入できたものの閉店したため、現在は駅前にある調製元である氏家待合所の売店で購入することができます。
実は2018年の北海道放浪の旅でも立ち寄ったのですが・・・
このときは臨時休業しており、ありつくことができませんでした。
なので今回は5年越しのリベンジも兼ねております。
そして今回はというと・・・
無事に営業しておりました!!
よかったよかった。
てことで名物の「かきめし」を購入。
厚岸駅の「かきめし」は東京駅などでも購入可能ですが、関東で売っているのは千葉県の業者による委託製造品のため、本家版はここ厚岸駅でしか売っていません。
私は13年ぶりの購入となりました。
撮影対象の列車の時刻が迫ってきたので、「かきめし」はいったんキープして、撮影地へと移動します。
今回は厚岸~茶内間に広がる「別寒辺牛湿原」を俯瞰するお立ち台で撮影することに。
今回の遠征はサブ機も持ってきたので、2丁切りで狙います。
まずは定番構図でパチリと。
3629D 快速「ノサップ」
雪に覆われた別寒辺牛川が、凍てつく冬らしさを感じられて好いですな。
サブ機は広角構図で撮影。
雪原がレフ効果によってかなり明るくなったので、現像が一苦労でした(笑)。
今回は撮りませんでしたが、上りポイントもロケハン。
実は明日の早朝にここを訪れる計画で、そのロケハンも兼ねていました。
日の出前に初見で来てたら立ち位置がわからなかったので、来て正解でしたな。
車に戻ってランチタイムへ。
先ほど購入した「かきめし」をいただきます。
東京版は工場での大量生産作り置きゆえご飯が硬くなっていますが、本家版は注文してから折り詰めくれるので硬くなっておらず、とても美味しかったです。
厚岸のかきめしファンであれば、一度は本家版も買ってみてください。
このあとさらに東へと移動します。