キハ100置換・キハ110転属の動きが本格化! GV-E400系にも転属が発生


こんにちは!
JR東日本の気道車がダイヤ改正に向けて様々な動きを見せるようになってきました。今回は主に①大船渡線 キハ100置換の動き、②奥羽本線非電化化によるGV-E400系転属の動き この二つを見ていきたいと思います。

大船渡線 キハ100 ダイヤ改正で撤退!キハ100置換・キハ110転属の動きも


まずは大船渡線関連の話題です。ダイヤ改正情報が発表された日にも記事にしましたが、大船渡線ダイヤ改正でキハ100からキハ110への置き換えが行われます。既にキハ110の転属は発生しており、各地から寄せ集めたキハ110が大船渡線用車両の配置先、一ノ関派出所に転属するという動きがあります。これまで転属したキハ110は以下のようになっています。

キハ111-107+キハ112-107 元所属:郡山
キハ111-113+キハ112-113 元所属:郡山
キハ111-151+キハ112-151 元所属:小牛田

この2連×3編成が一ノ関に転属しています。キハ110は1月中旬ごろから大船渡線で営業運転を開始すると発表されていましたが、現段階では営業運転はスタートしていません。今後の動向に注目ですね。
また、キハ110はまだ大船渡線での営業運転はスタートしていませんが、それでも一ノ関キハ100に置き換えの動きが出ています。その一陣が、ひたちなか海浜鉄道へ譲渡されたキハ100‐39,40,41です。そして第二陣が、1/22に郡山総合車両センターに回送されたキハ100‐4,8です。ひたちなかに譲渡された車両は当然に廃車になっていますが、先日郡山に回送された4,8も廃車回送と見られています。更に、キハ100のブラックフェイス塗装車両(キハ100‐2)が3月で廃車されることが、旅行会社のツアー商品で発表されました。そして、3/22にはキハ100の引退記念として快速「スーパードラゴン」の復刻運転が行われることも発表されました。このようにキハ110の転属とキハ100置換の動きはいよいよ本格化しています。
また、これとは別件で、郡山所属のキハ110‐106が盛岡車両センター本所に転属したようです。山田線などでの活躍が見込まれます。


奥羽本線 新庄~院内間 非電化化の影響?GV-E400系 新潟車が秋田に転属


そしてもう一つの気道車の転属の動きが、GV-E400系転属の動きです。新潟車両センターに所属している1両車両のGV-E400‐8が秋田車両センターに転属したようです。こちらは1/21に新潟から秋田へ回送されています。なぜ新潟のGV-E400系が秋田に転属したのかを考えると、おそらく新庄~院内非電化化に伴い、必要な気道車が増加するためと思われます。5月頃から新庄~院内を非電化化の上、運行再開することが発表されました。こちらに使われるのでしょうね。GV-E400系の1両用は1~8までが新潟、9~19が秋田に所属しています。そのため、8を転属すれば秋田の車両と連番になりますね。製造から5年で転属の動きが出るということで、非常に面白い動きになりましたね。
このような形で気道車の配置変更や置き換え、余剰車整理の動きがいよいよ本格化してきました。今後、盛岡と高崎にHB‐E220系が導入されると、更に配置変更や廃車の動きが進むことになるのでしょうね。しばらくは気道車関連の動きも特に活発になりそうです。
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