巳年なので三輪明神大神神社に初詣 | まだだ、まだおわらんよ・・・
2025年01月21日

巳年なので三輪明神大神神社に初詣

テーマ:鉄道・JR

今回は観光特急ではなく普通列車に揺られて、

 

桜井で下車、

 

降りるや否や反対の上りホームを大阪関西万博の派手なラッピング車が通り過ぎていきました。

 

JR万葉まほろば線のホームの端まで移動し電車の到着を待ちます、

 

緑帯の227系1000番台、普通奈良行きが到着、

 

電車は2両編成なのにホームは長く撮るや否や急ぎ追いかけます。

なぜなら逃すとあと30分は電車が出ないから、

 

右側に停まっているのがこの駅折り返しの次発の電車、

今回は休日ダイヤですが、これが平日昼間ならばこの便はいなくて30分どころかこのホームであと1時間待つことになります。

 

また、奥にホームが見えていることからも判りますがこの駅は2面4線ありながら奥の1面2線は通常使用されておらず実質1面2線での運用になっています。

 

接続している近鉄桜井駅は特急を除く全種別が停車し一番少ない時間帯でも10分ヘッド、この前の河内長野駅の南海と近鉄以上の本数格差駅になっています。

 

去年この沿線に撮りに来た時に徒歩移動したのはそのため、列車が出た直後ならば1駅くらいならば歩いた方が早いから。

 

今回は時短のために時刻表を調べてから来たのでロスなく移動、

 

1駅先の三輪で下車、

 

ホームの上には謎の鹿のマーク、

 

駅を出て、

 

日本最古の神社、三輪明神・大神神社(おおみわじんじゃ)

1月も20日を過ぎ終盤に差し掛かるのですが今回も初詣のことを書きます。

 

線路を渡って、

 

露店が並ぶ参道の横を抜けていくと、

 

二の鳥居に出ます、

 

鳥居の手前には大きな門松、

 

第二鳥居をくぐって、

 

参道を進みます、

 

参拝する前にこちらで身を祓い浄めるための祓戸神社(はらえどじんじゃ)、

 

行列ができていました。

 

続いて夫婦円満や恋愛成就、良縁祈願のための夫婦岩、

 

手水舎には巳、蛇の造形がリアルです。

 

大神神社の御祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

 

日本書紀にその大物主大神が蛇に姿を変えて現れたという伝承があり、蛇は大物主大神の化身とされ「巳さん」と親しみを持って呼ばれているのだそう。

 

境内に入る石段の手前には案内看板、

 

大注連縄を潜ると拝殿が見えてきます。

 

本殿は無くご神体は大物主大神が鎮まる三輪山そのもの、

この拝殿を通してお詣りすることになります。

 

お正月ということで拝殿には、

 

名物の大絵馬、毎年変わる干支は同じ絵師の筆によるものだそうです。

 

あたらしき年の初めにかくしこそ 千年をかねてたのしきを積め
古今和歌集 巻第二十 大歌所御歌、

 

巳の神杉(みのかみすぎ)

大物主大神の化身である白蛇が棲むとされる御神木です。

 

大注連縄の柱には菊の御紋、

 

拝殿でお詣りをした後、お札とお守りを授かり横のスロープを降りると

 

祈祷殿、

 

宝物収蔵庫の横を抜けて神社を後にします。

 

前方を見渡すと

 

大鳥居が見えます、高さ32メートルあるそうです。

大門松に大注連縄に大絵馬にと全てが大、

 

この鳥居、駅から来る途中見かけませんでしたがそれもその筈で線路の向こう側、西に400メートルほど行った先に位置しています、

ここまで登場していない一の鳥居も線路の向こうで西に300メートルほど先にあります。

 

最初にくぐった二の鳥居が線路を挟んで東に約200メートル、拝殿までが約500メートルなので駅からだとちょうど手水舎辺り、境内の手前までと同じくらい離れていることになります。

 

さらに進むと見えてくるのが、

おだまき杉、

活玉依姫(いくたまよりひめ)のもとを訪ねた若者の素性を確かめるためにその裾に刺した苧環(おだまき)の糸を辿った先がこの杉の木で、それによりその若者が大物主大神であったと判明したとされる伝承から、

その時糸巻に残っていた糸が残り3巻きだったことが三輪という地名の由来となったのだそうです。

 

かつては名木として知られたそうですが、今では枯れて株だけが残されています。

 

日本最古の道とされる山の辺の道、

 

若宮社大直禰子神社、

御祭神の大直禰子命(おおたたねこのみこと)は大物主大神と活玉依姫の間に生まれた子とされています。

 

 

二の鳥居まで戻ってきました。

 

 

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