E233系3000番台との異形式併結の15両編成化を目論んでいるE231系の5両付属編成ですが、添付パーツも未取付の状態です。来るべき併結に備えて事前整備することにしました。
KATOの「E231系 東海道線仕様(湘南新宿ライン) 5両セット」(品番10-522)です。
10両基本編成の東京方に連結される5両の付属編成になります。
添付品は、付属パーツ・行先表示シール・説明書です。
付属パーツは、列車無線アンテナと信号炎管が各4個(内、予備が各2個)、消灯スイッチ切り替え用ドライバーが1本です。
両先頭車に列車無線アンテナと信号炎管を装着します。
各車両を順に見ていきます。
基本編成に連結される11号車 クハE230-6049
12号車 モハE230-1090
13号車 モハE231-1090 (動力車)
14号車 サハE231-3090
15号車 クハE231-8049
先頭車の前面カプラーは、基本編成と連結する側の11号車(左)には青灰色の密連カプラー(フック付)、15号車(右)には青灰色のダミーカプラー電連付が装備されています。
先頭車の床下側から見た前面カプラーです。11号車(左)は、連結する際には⇔の付いたカプラー受けを前方にスライドさせることで、カプラーが左右に振れるようになる一昔前の方式です。15号車(右)はダミーカプラーです。何れもJR東日本車でお馴染みの青灰色で成型されています。
10両基本編成に予定しているE233系3000番台の前面カプラーは、恐らくフックなしタイプの密連カプラー2なので、黒色ですが交換用に好みのフック付き密連カプラーを準備しました。
先頭車・中間車の連結面側のカプラーは、ボディマウント形式の密連形カプラー(フック付)で、やはり青灰色になっています。
この製品は2007年製で発売直後に新品購入して以降、走行機会が殆どなく保守もしていないので、久々に走らせてみると少しギクシャクした動きをしていました。前面ライトも点滅気味でしたので、オーバーホールが必須です。
パンタ付きの13号車が動力車になっていますが、付属編成なのに何故かトラクションタイヤ(ゴムタイヤ)付きの車輪が装着されています。添付説明書のASSY一覧表を見ると、動力台車はトラクションタイヤ付き(品番4637-2D1)のみで、基本編成用と付属編成用が同一品になっており、当時の製品では付属編成でもトラクションタイヤ付きが標準仕様だったことが判りました。現行製品の付属編成では、当然ながらトラクションタイヤなしの仕様になっています。
トラクションタイヤ(ゴムタイヤ)付きだと、基本編成の動力車との協調運転が厳しいことが想定されますので、オーバーホールに併せて通常車輪に交換することにします。
オーバーホールが済めば15両化の準備は完了です。あとはE233系3000番台の10両基本編成を確保するだけです。
【関連記事】
・KATO E231系/E233系 併結編成のアフターフォロー
・KATO E233系+E231系の東海道線15両編成を実現
・KATO E231系付属編成の事前整備
【現行製品】