毎度! おばんです!
今週の「日曜ゆるネタ」は・・・
兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)から30年の節目ということもあって、
神戸市内各所でも、震災関連展示が行われてましたが、
一番目立ってない? のが・・・
正月明けから、結構早くに東改札口山側の券売機コーナー横に掲示されましたが、
悲しいかな、一番人通りの少ないエリアに展示されたので、
正直、目立ってません。
タイトル通り、向かって右半分のエリアは安全の取り組みが紹介されています。
例えば、高架橋脚の鉄板巻き込みとかですが、
今回は「被災状況がどれだけ公開されたか?」ですので、
左半分を重点的に? 見てみます。
東海道本線・六甲道駅でしょう。
山陽新幹線も、西宮市内と神戸市内で数ヶ所、高架橋が崩壊していました。
六甲道駅の復旧過程は、NHK「プロジェクトX」でも紹介されましたが、
放送されたのは、JR貨物の機関車重連並走シーンだったと記憶していますが、
ここでは、221系と113系の並走シーンでした。
で、次は・・・
先日、天皇・皇后両陛下もお越しになられた兵庫津ミュージアム。
ここでのメインは・・・
震災当時の被災状況がわかるように色分けされています。
簡単に言えば、赤が全壊、オレンジが半壊、黄色が一部損傷。
といった感じでした。
エリア的には、須磨~西宮エリアがまとめられていたので・・・
全体的に言えば、建物はそんなに被害は受けてなかったように見えますが、
南エリアの「レンガの壁」が、この時にかなり崩れてたのを覚えています。
そして北側のパーツ倉庫と、更衣室エリアで建物が損傷してたんですね。
損傷を受けてなかった建物の中は「てんやわんや」だったと聞いています。
ここでは、HAT神戸の「人と防災未来センター」の「支店」的に展示された感じで、
物足りない? 雰囲気も感じましたが、
被災地を元気にしてくれたのは・・・
ここでは、高橋智選手と、山口高志コーチのユニフォームが展示されてました。
これも懐かしい! 手には入りませんでしたが見せてもらったことはありました。
で・・・
「神戸防災のつどい」。
ここでも展示がありました。
で、中を見てみると・・・
シュプール号だったであろう、EF65 1126が走行中だったのでしょう。
パンタを上げたまんまで転覆。
奥には、和田岬線のキハ35系。
その奥では、火災も起こってた模様。
傾いた「大開通」。 実は、この下では・・・
大開駅がこうなっていた!
「地下鉄安全神話の崩壊」とも言われましたね。
ここを間一髪通過したのが、山陽5022Fの「0500K」列車。
当時の山陽特急が大開通過だったので助かったのでしょう。
(今の「直通特急A」のパターン)
停車だったら、完全に「アウト」だったでしょう。
高架上で脱線しています。
高架橋自体が崩壊しています。
ここでも、火災が発生しました。
神戸市内の火災は、道路事情と地下貯水槽が崩れて消火用の水が確保できずに、
ある意味「燃えまくり」状態。
あたしも、東二見の待機所でテレビ中継観てました。
(林崎松江海岸で抑止された編成を西新町に収容した後でしたがね)
脱線転覆した、14系「シュプール号」。
で・・・
神戸線7027F(この時6連)の記録。
で、ついでに?
NHKの方に、大開崩壊の時の「0500K」列車の乗務員さんが出演した、
「クローズアップ現代 阪神大震災 ここまでわかった地下鉄崩壊の謎」の、
アーカイブがなぜないのか? 聞いてみましたが、
「調べてみます!」とお返事を頂きました。
いい返事を期待しての・・・
ハーバーランド「DUO神戸」でも行われていた、神戸新聞の展示。
残念ながらここでは、撮影完全禁止だったので、見てるだけ・・・
でしたが、内容的には充実していました。
山陽塩屋のホーム崩壊と、線路の歪みに、
仮駅舎の様子。
あと、地上時代の板宿駅ホーム崩壊に、
阪神御影留置線で脱線転覆した阪神8235Fの記録など・・・
今度は図書館でじっくり記録写真集を眺めるか、
古本屋巡りと、ネット探しでも始めましょうかな?
あと、ABC朝日放送さんで鉄道復旧記録のビデオも発売されてましたが、
DVD化されて、今でもあるのかな? と思いながら、今日はこの辺で・・・
合い間見つけて探してみましょう。
(YouTubeで流れてるけど、分割されているのが多い)
これからも、震災記録を残すためにはまたいろいろ取り組むことになりそうです。
ほな! ドテテン!