7.平成筑豊鉄道・初試乗!/外装・内装観察
(14:42)JR直方駅舎を出て、ぐるっと右手に回ると平筑鉄道の駅舎?がありました。一瞬「これが駅舎」と思いましたが、他の第3セクターはJR在来線の上に管理用柵と簡易的な券売機があるところが多いので立派な方だと思います
券売機は、立食い蕎麦屋風なこれまた三セクお約束の券売機!!
JR福北ゆたか線が時間2本運転なので、こちらも2本/hをキープしていること偉い
白地に黒文字の超~~~シンプルな駅名標です。駅番号「HC1」ってロッケト風。。。
ホームにはJR福北ゆたか線からみえたMaxell仕様の車両が停車中カセットテープ
で小学生期を過ごしたSumioを世代には超気分が上がる塗装です
小学生時、カセットテープは「Sony派」「TDK派」「maxell派」に人気が3分されていました。今思えばカルテルではないか
と思うくらい価格もほぼ同一。日立・Maxell、今九州で何を造っているんだろうとgglって見ると……
Maxell九州事業所はこれから向かう金田にあり、自動車のヘッドライトカバーやスマホ用レンズなど製造していることがわかりました。
そして、九州地区の特有のド・デカい始終端車両ストッパー。こんなにデカくしなくても分かると思いますが………。
車両形式をHPで調べると単純に405形というらしい……。
Wikiで深堀すると「新潟トランシス社製の第三セクター向け18m標準車両」。となると、先日ブログにアップした三陸鉄道他と同じになります。2008年製というとまだまだ新しい部類です。
「Maxell」のロゴ、カッコいいなぁ~~。
座席はフカフカですが、残念ながらオールロングシート。Wikiによると2020年にセミクロスシート→ロングシート化されてしまったらしい。。。ここでもロングシート化の波が
。。朝夕の高校生ラッシュのためならば、ポジティブに諦めます。
おじさんの人間観察ですが、○カップル、最初はイチャイチャしてたのに同級生と思しき○男子が乗車してくると、急に離れてよそよそしくし始めたとても微笑ましい高校生日常あるある。。
つり革オーナー制も実施しているようです。
平成筑豊は「ちくほう」とひらがな表記が基本の様です。現在オレンジ伊田線に乗車中。平ちく鉄道のHPを見ると、乗降人員1位は直方、2位は金田、3位は行橋の様です。開業した平成元年は輸送人員が12千人/日もあったのに、2024年には6.5千人/日まで半減して、経営的にとても心配になります。コロナと人口減少のダブルパンチ。国交省・観光庁の偉い方のインバウンドの地方分散化施策をぜひお願いいたします
8.平ちく鉄道/車窓
直方を発車し、長い駅名・みなみのおがたごてんぐち~あかぢ駅間の遠賀川に架かるトラス橋の渡河は動画でどうぞSumio的には乗り鉄1番の醍醐味!
藤棚駅では北行とすれ違い。複線なので、列車交換とはいいませんね
続いて停車は中泉駅。駅舎内で床屋さん「フジタ」が営業している超・レアな駅でした
。
中泉駅を出ると、一気に筑後平野の大・田園地帯にでます!。ローカル線には珍しい複線・非電化のローカル線
。明治~昭和初期は石炭輸送で複線が必要だったんですね⁈。JR北海道の室蘭本線追分~苫小牧間を思い出しました。
人見駅では、JR九州車と見間違えるブッラク・フェースの新型車。前面に「黒・銀」の塗装があります。平ちくのHPによると石炭をイメージした最新型車で、サイクルトレイン
になっているようです。
(HPから写真をお借りしてます!)。観光列車なのにロングシートなんですね
9.金田駅探訪
(15:04)金田駅到着。たった35分の平ちく鉄道伊田線の旅。もっと乗っていたかったなぁ~~。
ちくまる君、普通にかわいい。。HPによると好きな食べ物はコッペパン(名物?)で、運転士になるのが夢だそうです
立派な駅舎ですが、駅前は直方以上にの~~~んびりしています。金田駅界隈には駅看板に掲示されているように「ふじ湯の里」と「白王の湯
」の2つの湯所があり、両温泉とタイアップした乗車券が発売されていました。また平ちく鉄道へ乗車する目的ができました
金田駅に来た理由はもちろん「鉄印」のため。運転関係の職員はいましたが、駅務係はいない
無人駅?のようです。なので、鉄印は写真中↓の自動販売機で購入スタイル。なんか味気ない…………。
訪れるまで「鉄印の顔から足が出ている物体は何かな」と思っていましたが、ちくまる君だったんですね
そう、思うとより一層、愛しく思う「ちくまる」。
金田駅、福智町という所に所在するらしい(初耳)。。。Wikiによると、旧金田町、赤池町、方城町が合併した町です。
金田駅前名物、筑豊鉄道「ことことトレイン」型郵便ポスト!。煙突も付いてる!
もっとびっくりしたのが側面のバネ式台車のデコ。凝り過ぎゴイス
Part4では平ちく糸田線→JR後藤寺線経由で博多へ戻ります。