具材を隠す料理?
DLクリスマス号で津和野にやってきました。
津和野町は島根県の南西に位置し、山口県に接している町です。
古い街並みが残ることから「小京都」と呼ばれ、多くの観光客が訪れています。
そんな津和野にはある名物料理があります。
食べに行ってみましょう。
「沙羅の木」というお店にやってきました。
こちらが名物料理のうずめ飯(左下)です!
見た目は具のないお茶漬けのように見えますが…
よく混ぜて食べてということなので、混ぜてみると…
ご飯の中から具が!
よく混ぜると、あっという間に具だくさんに…!
これがうずめ飯。
ご飯の中に具材を隠しているのは、質素倹約が求められた江戸時代に贅沢しているのを隠すためという説があるそう。
面白い名物料理を食べることができました!
津和野の街並みを見ながら駅へと戻ります。
津和野といえば街の中を流れる水路。
水路をたどっていくと、小さな池が現れました。
池の中には錦鯉が泳いでいました。
なんだか寒そう?
津和野駅に戻ってきました。
駅前にはSLが保存されています。
D51 194。この機関車より番号が6つ後のD51 200は今も現役でSLやまぐち号に使われ、ここ津和野にもやってきます。
静態保存の194号機ですが、今日はクリスマスリースで飾られ、記念撮影の的になっていました。
駅のそばに展望台があったので登ってみると、ちょうどDD51が入替作業中。
入れ替え作業を終え、35系に連結されたDD51が押す形でDLクリスマス号がホームに入線。
復路DLに乗車
ということで、ここからは復路のDLクリスマス号に乗っていきます。
まずは先頭のDD51を撮影。
帰りもグリーン車に乗車します。
帰りはDD51が1号車の前に立つので展望デッキは閉鎖。
展望室からはDD51の姿を眺めることができます。
16:12、DLクリスマス号は津和野を発車。
雪景色の中を新山口へ向け走っていきます。
なぜかSLやまぐち号の乗車記念証が配られました。
その後サンタさんがやってきて…
復路限定のキーホルダーと、往路でも配布したお菓子をもう一度プレゼントしてくれました。
キーホルダーは表が新山口の駅名標、裏が「12月、山口市はクリスマス市になる。」の文言とDL・SL・ヘッドマークが描かれたこの列車だけのオリジナルデザイン!
1552年からずっと有効の「クリスマス券」も面白いです!
途中、スーパーおき6号とすれ違い。
篠目では給水塔が目の前に。
だんだん日が落ちて暗くなってきました。
レトロモード発動!
篠目を出て、山越え区間に入ると車掌さんからアナウンス。
旧客現役時代の明るさを再現するということですが…?
実は35系4000番台には普段の明るさのほか、モデル車両のオハ35形が現役だったころの照度を再現できる「レトロモード」を搭載しています。
いったいどんな明るさなのでしょうか…?
まずはこれが通常モード。
そして…
これがレトロモード!
間接照明が消灯し、確かにかなり暗くなっています。
これが昔の明るさなんですね~
せっかくなので最後部の展望スペースに行きがてら他の車内の様子を見て回ります。