函館 ('03.9.22)
2003年9月22日。
ホテルの窓から新駅舎がよく見える。
昨日の徒歩で腹筋が痛いが、今日も行ってみよう!
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- ゲーセンからの帰りのバスがない!(函館)
9時30分出発。朝市でラーメンを食べて、駅前電停からまずは十字街へ。
(ゲーム路銀 -\11,730-\200=-\11,930)
月曜日だが、飛び石連休の間だからか、ベイエリアには観光客の姿が目立つ。
昨日行きそびれた、はこだて西波止場美術館へ(\550)。
高橋ミチ&ヒロ氏の作品を中心とした創作テディベアが、常設展のメイン。
高橋夫妻の作品は、イギリスの妖精伝承をベースにしたものが多い。
フェアリーの羽がついた熊や、道化の姿をした熊が愛らしい。
着物を着た熊もいるが、この着物がまた、細部まで凝っている。
企画展示室では、葉祥明氏の『地雷ではなく花をください』の原画展が行われていた。
地雷の被害が、わかりやすく説明されている。
「21世紀の終わり、最後の地雷を撤去するセレモニー」の絵が明るくて好き。
もし本当にその日が来たら、こういう明るいセレモニーになってほしいと思った。
さらに、地雷撤去を支援する各界著名人がデザインしたベアも展示されていた。
ジョディ・ウィリアムスさんのメッセージが入ったものや、村上隆氏デザインのもの、やなせたかし氏のアンパンマンベアなど。
小泉首相のものもあった。
その他、ジュモーやブリュ、A・チュイエなどのビスクドールや、現代作家の人形も展示。
美術館の建物自体も、木の床にレンガの壁と、落ち着いた感じの内装だった。
※はこだて西波止場美術館は2011年に閉館しました。
建物は隣のホテルニューハコダテ(旧安田銀行函館支店)とともに、「HakoBA 函館」というホテルになっています。
美術館に展示されていたテディベアは現在、はこだて明治館で展示されているようです。
さて、長かった函館滞在も今日が最終日。
最終日にしたい。
というのも、毎回冒頭に書いているように、「ゲーム路銀」がマイナスというのは、あくまで北海道内での特例。
次の目的地はもう本州なので、その前にゲーム路銀のマイナスを解消しなければならない。
今回は、ゲーセン紀行で初めて、ホントにゲーセン巡りが中心となるゲーセン紀行になりそうだ。
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥11,930)※北海道内はマイナスでも可。
よく晴れておだやかな午前のひととき。
末広町電停に向かって歩くと、ちょうど市電が出ていくところだった。
8分待って(十字街から先は路線が2方向に分かれるので、間隔があく)、11時44分に来た電車に乗る。
12時21分、降りた所は市民会館前。
(ゲーム路銀 -\11,930-\250=-\12,180)
この近くの生協に、ナムコのゲーセンがあると聞いて、やってきたのだ。
※市民会館前電停は、現在の「函館アリーナ前」電停。生協は「コープさっぽろ湯川店」。ゲームコーナーは「ファミリーランド」。2024年にバンダイナムコの「ガシャポンのデパート」がオープンしたそうです。
本館と新館、ふたつの建物に分かれている大きな生協。
ゲームコーナーは新館にあった。かなり広いスペース。
しかし、……プライズとメダルばかり。
『太鼓の達人』はあったが、これも2曲で終了するので効率が悪い。
結局、何もやらずに立ち去った。
1階で紅茶とカゼ薬を買う。
さあ、別のゲーセンを回りたいのだが、事前に調べていたゲーセンの所在地は、どこもバスでないと行けない辺り。
しかもどうやらここから直通するバスはない様子。
なので、湯の川温泉まで歩き、温泉街から海岸近くの漁火通りに出て、本数の比較的多そうな空港線(函館駅-函館空港)のバスを狙ってみる。
(「土方・啄木浪漫館の物悲しさよ(函館)」に続く)
はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。