JR九州社員研修センター公開(JR九州ウォーキング) | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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JR九州社員研修センターに入れる?

JR九州ウォーキングの2024年秋編。

今回もチェックしてみたら…

面白いの、見つけちゃいました!

 

その名は「北九州貨物ターミナル駅と社員研修センターをめぐる満喫コース!!」。

貨物駅とJR九州の社員研修センターという、普段は入れない2つの場所に入れるコースです。

 

ということで今回はこのコースに参加してきました!

 

2024年11月17日。

 

やってきました門司駅!

前に参加したウォーキングの終点もここでしたね。

受付を済ませ、ウォーキング開始です。

 

案内に従って歩いていきます。

 

 

しばらくするとこんな看板が。

 

ということで…

 

やってきました、九州旅客鉄道株式会社社員研修センターです!

JR九州の新入社員や乗務員の研修が行われている、まさにJR九州の安全を支えるとっても大事な施設です。

 

2023年に建て替えられたばかり、まだ新しい建物に入ります。

 

館内はいくつかの部屋に分かれています。

ここもそのひとつ、新幹線実習室。

 

入っていくと、壁にはいっぱいに標識が。

なんとなく見覚えがありますね。

 

部屋の中央には新幹線の運転台!

前方のモニターには新幹線の高架橋が写っています。

運転士養成用の運転シミュレーターでしょうね。

 

運転台周辺の機器もしっかり再現されていますね~

 

ちなみに運転台だけではなく、

 

車掌の訓練用設備もあります。

 

よく見たらこれ800系のものですね~

 

 

続いてはお隣、電気車・内燃車実習室。

 

 

パンタグラフを始め、いろんな部品が保管されています。

その上の壁には…

忘れてはいけない、2002年2月22日に発生した鹿児島本線列車追突事故についての解説パネルが貼られていました。

この事故の当該車である811系・813系は全車廃車となり、そのうち811系PM2編成の先頭車が九州鉄道記念館の運転シミュレーターに転用されていることはよく知られています。

 

こうして目立つところに貼ることでいつでも意識できますね。

 

在来線側にも運転シミュレーター。

 

よく見ると、運転士用時刻表が刺さっていました。

始発駅は新原町という架空駅になっていますが、これはこの研修センターの住所にちなんだもの。

 

そして…一番目立つこちら、813系を模した車掌養成用の設備です。

 

運転台もしっかり設置されていました。

本当に車内側まで本物そっくりですね~

 

謎のキハ40?

ここまで様々な研修用設備をご紹介してきましたが、これはまだほんの一部。

ここからが研修センターの真骨頂です!

 

電気車・内燃車実習室を抜けた先にはなんと…

 

駅のホーム、そして青いキハ40が止まっている線路が!

これこそ研修センターが誇る「実習線」です!

 

のりば案内、

 

駅名標まであって本当の駅みたい!

北九州市内駅らしいです(笑)

 

停車しているキハ40。

青くて、まるで長崎本線用リニューアル車を思わせる見た目。

 

側面にはつばめのロゴが入ったこちら、JR九州の新しい観光列車に見えますが…

 

よく見ると…短っ!

運転台のすぐ後ろに運転台。

ふつうのキハ40の1/4くらいの長さしかありません。

 

 

この謎のキハ40、名前を「BUNPEI4004」というそうです。

「BUNPEI」とは分併、つまり分割・併結のこと。

 

キハ40の後ろに台車が連結されていて、この台車を使って列車の分割・併結訓練を行うそうです。

 

ちなみに、種車は鹿児島車両センター所属だったキハ40 2105、キハ40 2068だそうで、それぞれの前頭部を切り取って接合されています。

連結されている台車の方はキハ58の成れの果てというお話がありますが…果たして。

 

 

この実習線、けっこう広くて…

 

電化2線(ただし実際に通電しているわけではない)、非電化2線の4線が並んでいます。

 

踏切も設置されていて、そこから線路方向を見ると…

 

信号機も点灯している立派な複線電化路線。

現役路線にしか見えませんが野球場の手前でぷっつり途切れているという不思議な光景が目の前に広がっていました。

 

踏切の案内板によると、ここは社員研修センター実習線のE駅~A駅間だそうです。

 

超レア体験!実習線乗車

さて、線路があれば列車に乗りたくなるのが人情というもの。

普段は非公開となればなおさらです。

そんな参加者の想いに答えて(?)JR九州はこんなものを用意していました。

 

車両基地公開イベントではおなじみ、保線用アルミカートです。

これに乗って実際に実習線に乗車することができます!

 

それでは、アルミカートに乗って営業運転されることのない路線、実習線の旅スタートです!

 

 

アルミカートは最初はゆっくり、そして少し速度を速めて…

 

終端に到達。

そのまま折り返してもとの場所に戻ってきました。

この間約40秒。

 

とっても短い時間でしたが普段は絶対に乗れない路線に乗れて大満足でした!

 

 

★乗車データ

社員研修センター実習線 アルミカート 社員研修センター[E](10:33)→まなび・ちょうせん[A](10:33)

社員研修センター実習線 アルミカート まなび・ちょうせん[A](10:33)→社員研修センター[E](10:33)

※2024年11月17日乗車

 

 

 

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