20周年を迎える名鉄の空港特急「ミュースカイ」 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 今日は「成人の日」ということで、20年にちなんだ話題を。
 今年が20周年にあたる、2005年に営業運転を開始した鉄道車両はいろいろあるが、我が趣味の対象で絞り込んだところ、小田急ロマンスカー50000形VSE車というブルーリボン賞受賞車があった。しかしながら、成人式(20周年)を待たずして引退してしまったのは周知の通り。
 そこでチョイスしたのがローレル賞に輝いた名鉄2000系。同年の中部国際空港の開港に伴い、アクセス列車として名鉄が用意した空港特急「ミュースカイ」専用車だ。
 京成の「スカイライナー」と同様に「ミュースカイ」という愛称を列車種別としても使用しており、他の特急列車と差別化がされている。「ミュースカイ」は全車特別車(指定席)として運転されている。
 運転開始は2005年1月だったが、早速3月に乗りに行っている。本日の画像はその時に撮影したもの。2000系は3両編成でデビュー、多客時は2本つなげての運用がされていた。中部国際空港駅も画像の通り、2面2線の使用だった。
 「ミュースカイ」は好評で利用率が高かったことから、名鉄はすぐに1両増結して4両編成とすることを発表。その後、増備された編成は最初から4両で登場している。



 2000系は空気バネを活用した車体傾斜装置を装備し、神宮前駅までノンストップで常滑線を快走した。
 2000系の前面や側面ドア横に「セントレア」のロゴがあることから、デビュー前には「セントレア」と「ミュースカイ」を混同している報道があり、前者が空港名で後者が列車名と判明するまで多少の時間がかかった記憶がある。
 その後、ちょうど10年後の2015年に撮った画像があるが、続きは明日に。