Nゲージ 西鉄600形

昨年、鉄コレで何と西鉄600形が発売。

今迄は、ワンマイルの旧塗装で満足していましたが、新塗装も揃えようと思い切って2BOXを購入。

しかし、1箱から出てきた1両は、何とシークレットの封じ込め車。

これじゃ3両編成しか組めないので、あと2両買い足す羽目に。((;´д`)トホホ)

 

気を取り直して、この正月はこちらのディティールアップを目指します。

目指したのは、600形で一番恰好良い、後期型のスカート・下枠交差パンタ装備車。

多くの方がこちらを所望されるのではないでしょうか?

で、いきなりの完成写真がコチラ。

 

下り大牟田方の電動車モ600。新造時からのスカート&下枠交差パンタ装備車は631だけですので、車番は変更しないといけませんね。

 

で、改造の一助になればと思い、使用した部材をご紹介します。

 

①連結器…増結用に連結器を整備したい所ですが、残念ながら、西鉄の顔を印象付けるトムリンソン式密着連結器は模型化されていません。又、取付位置も他社に比べ、かなり下になります。

今回は、KATOアッシーのJR用密着連結器を加工します。KATO製だと連結器の胴受けが無いのでバッチリ。連結器本体にあるブレーキ管部分の上下の出っ張りを削るだけで、イメージは大きく変わります。

上に0.5mmのプラバンを挟み、床板にビス止めしていますが、連結器の位置は、あと0.5mm下げても良かったかも。

    

②スカート…こちらは、なかなか似たものがありません。ワンマイルの床板より借用しましょう。中央のステーを現物合わせで短くして、連結器下部にゴム系接着剤で固定するだけ。両端の足も、若干短くする必要があります。      

 

両端の足は、ミニルーターにグラインダーを咥えさせ、出来るだけ細くします。でも、折れてしまっては元も子もないので、あとは塗装でごまかします。表面は、スカイグレイ。影の部分はニュートラルグレイを使用。連結器周りの梁などもフラットブラックで目立たない様に塗装します。

 

③幌…西鉄大牟田線では、基本下り方に幌が付きます。なかなかサイズに合うものが無いので困りましたが、KATO東武8000系用を流用。上下が収まり切れないので、上部の庇にかかる部分をやすり掛けしています。おかげで、横から見ると良い感じ! 幌の塗装は年代によってバリエーションがありますが、今回は簡単な後期の黒色(内側はベージュ)に。

 

④ジャンパ栓とケーブル類…西鉄600形には大牟田方のモ600は左側。福岡方のク650は右側に丸いジャンパ栓が2個あります。銀河の鉄コレパーツがあれば良かったのですが、見当たらないのでKATOスロネフ25TLとやらのアッシーを使用。両脇2個の表面をグラインダーで平滑にし、切り出した後貼り付けています。

ブレーキケーブルも東武8000系用アッシーが大活躍。3本1セットの裏側からカッターを入れ、1本ずつにした後、やっとこで出来るだけまっすぐにします。ただ、ク650は長すぎましたね(笑)。実物はブレーキ管3本に、電気系2本と賑やかですが、そこは割愛。

 

 

 

⑤ジャンパケーブル…2両編成の大牟田方モ600には、冷房化以降ジャンパケーブルが設けられました。一番近いイメージのKATOアッシーKE70を使用。

 

 

塗装にも悩みましたが、近所のタムタム筑紫野店を覗くと良さげなもの発見!

西鉄が謳うアイスグリーンではないものの、その名をペールグリーン。

このままじゃ緑が濃いので、白を少~し混ぜて使うとバッチリ。

 

という事で、以上この正月の成果発表でした!

 

 

 

 

 

 

                            おわり

 

 

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