こんにちは!
今回はJR西日本のしらさぎに関する記事を書いていきたいと思います。
昨年の12月から一気に始まった683系0番台のしらさぎへの導入ですが、683系導入から1か月以上が経過し、その全貌が固まってきました。しらさぎ塗装の車両はらくラクびわこ運用も含めて、6運用が設定されています。来年のダイヤ改正において、しらさぎの減便は発表されませんでしたので、おそらく来年の春以降もこの運用数は継続となるのでしょう。そのような中、現在のしらさぎ用車両たちの運用充当の様子は、683系0番台のW31~W36編成に加え、従来よりしらさぎで活躍をしていた681系W11・W12編成の合計8編成がローテーションを組んで、運用に就いているようです。6運用で8編成体制ですから、2予備体制ということで、ちょうど適切な予備数なのだろうと思います。更に、681系しらさぎ塗装のW11・W12は、付属編成のしらさぎ塗装用車両と組んで、年末年始直後から現在までサンダーバード運用の代走にも就いています。しらさぎ基本編成は、8編成をやりくりすることで、繁忙期や臨時のサンダーバード運用も賄えるようですね。更に車内設備に目を向けると、681系W11・W12の2編成と、付属編成のV41編成には防犯カメラの設置が確認されたようです。これらのことを総合的に判断すると、681系しらさぎ塗装編成はW11・W12編成の2編成の運用継続は確実であり、681系付属編成も少なくともV41編成については、残留する可能性が高まったと見るのが妥当なのだろうと思います。特にW11・W12編成の残留については、以前から噂されていましたが、その通りになったということでしょうかね。また。W11・W12編成が683系0番台と比べて極端に運用に就く機会が少ないというわけでもなく、683系0番台と同様に運用に就いていることから、緊急予備的な存在の車両ではなく、683系0番台と共通で運用を就かせる車両として設定されているようですね。
このことは、逆に考えると、W11・W12以外の編成については、今後順次廃車される可能性が高まったのではないかなと思います。特に681系2000番台のW21・W22編成ですね。これらの編成も若干新しいので残留してもおかしくはないのかなと思っていましたが、繁忙期である年末年始に、離脱した681系を引っ張り出して使わなくても事足りたということで、今後廃車になってもおかしくないでしょうね。
683系0番台 しらさぎ塗装
このような形で、しらさぎの681系・683系については、とりあえずはW11・W12とW31~W36の8編成で回していくのがほぼ確定になったのだろうと思います。また、繁忙期や代走時に備えて、681系付属しらさぎ用編成も数編成残留することになるでしょうね。このような状況ですから、サンダーバードで使われているリニューアル681系3連編成のV11・V13・V14編成も現役継続でしょう。当面の681系はこのような布陣になる可能性が高まったのではないかなと思います。
最後に、先日初めてらくラクびわこに乗車しましたが、この際にやってきたのが681系W11編成でした。
新大阪~京都間で乗りましたが、座席もそこまで埋まっておらず快適でしたね。また、京都で降りる人も結構いて、近距離利用の需要も大きいのだなと感じました。この区間の特急の車内放送は基本サンダーバードですから、らくラクびわこという車内放送を聞くのは少し新鮮で楽しかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました!