こんにちは!
今回は西日本鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
西日本鉄道では毎年、正月に「初詣号」が運転されています。昨年までも様々な車両が初詣号に使われてきましたが、今年は初詣号の転換期を感じさせるような年になったようです。何故なのかということですが、まずヘッドマークの柄が変わったことが一つと、今年は5000形の充当が一切なかったことに加え、7000形が初詣号に初充当されたからです。初詣号はこれまで3扉の車両が多く使われていましたが、今年は4編成の初詣号用車両の中で、2編成に4扉の車両が使われました。一つが6000形・6050形の3連を2編成連結した6両編成、もう一つが6000形・6050形4両編成と7000形2両編成を連結した6両編成、この2編成が4扉車の初詣号として使われました。6000形が初詣号に使われるのも、随分久しぶりのことですが、特に驚くのが7000形が使われたことですね。7000形は2000年にデビューして以降、一度も初詣号に使われたことは無かったそうですが、今年は25年目にして実績解除ということで、初充当となりました。
7000形初詣号
7000形が初詣号に使われるようになったのは、異種連結が始まったからでしょうね。西日本鉄道の車両は基本的には同じ形式(派生形式含む)同士での連結が基本であり、3000形,5000形,9000形は同じ形式同士でしか連結をしません。そしてかつては6000形や7000形も同様でした。しかし、2022年頃から6000形と7000形が連結運転を始めるようになりました。なぜ、それぞれの形式でデビューから間が空いてから異種連結を始めるようになったのかは分かりませんが、この連結が始まったからこそ、7000形は初詣号に25年目にして初めて就くことになったのでしょうね。
6000形と7000形の異種連結は結構な頻度で発生しているようで、当初は話題になった連結も今や定着しましたね。お正月ダイヤの際も、初詣号用の編成以外にも6000形と7000形の連結編成は走っていたようで、同時に複数の異種連結編成が走る機会も出てきました。突如として異種連結を始めた理由について、私の勝手な妄想だと、7050形の貝塚線転属による運用変更なども見越しているのではないか?と思っているのですが、どうなのでしょうね。7050形8編成が転属すると、7000形と7050形は合計12編成の小所帯になります。この際に、4扉の7000形について、同じく4扉の6000形などと極力合わせて活用することを検討しているのでは?と勝手に妄想しています。甘木線は中間ドアを締め切りにして2扉で走ってしまうので、4扉車を入れる必要性もそこまでないのですよね。そうなると、9000形2連車を甘木線のメインとし、7000形は6000形と合わせて本線運用がメインになるのではないかな?と思っているのですが、どうなのでしょうね。まあ、外れると思います(笑)
今回は初詣号に関する記事でした。
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