昭和53年11月に高崎線高崎駅で発行されました、「高崎から 行川アイランド 太海 間ゆき」の常備片道乗車券です。
新潟印刷調製の券となります。
上段の着駅の「行川アイランド」が5文字と長く、券面スペースの都合から小さい活字を用いて組版されており、下段の着駅の「太海」も活字の大きさを合わせたため、文字間が大きく空いてしまっています。
経由は「熊谷・両国・土気経由」となりますが、区切りの「・」の大きさが異なっています。
こちらは昭和55年8月に発行されました、同じ区間の乗車券です。
新潟印刷調製の券から東京印刷調製の券に変わっています。
東京印刷では3文字以上の駅名については原則として特活を用いるため、「行川アイランド」も特活が用いられ、新潟印刷時代は記載の無かった「安房鴨川」が追加されて3駅着となり、経由表記も「熊谷・総武線・土気経由」と「両国」が「総武線」に変わっています。
着駅に「安房鴨川」が追加されたため、券面スペースの都合から発行箇所の印刷は表面から裏面に移っています。