これまでの旅路
この「【旅行記】24/12青春18」では,5日間連続の旅程のうち,構成上の理由により,あえて最終日の1/1から記事を進めていました.いよいよ.帰る時がやってきました.
気づきませんでしたが,実は「2600系のしまんと」は運転を全て終了しました.今後もダイヤ乱れなどで突発で発生することはあり得ますが,現在のところ「南風・しまんと」の併結列車の「しまんと」が,多度津発着になる運行は,ダイヤ改正まで予定されていません.
非貫通型の273系です.貫通型と比べるとのっぺりとした印象をもち,模型でも金型を分けて再現される価値があっということでしょう.非貫通型の編成は2パターンあり,通常は併結されて運行されています.
広島県に入ってきました.この画像は227系0番台「Red Wing」に乗車しなければ撮れない画像です.
スカイレールは廃止されましたが,レールはまだ剥がされていませんでした.
広電5100型のラッピングが施された227系を初めて見ました.
今回は大島大橋の下も実は通っています.
徳山〜防府では時間帯にもよりますが,多島美・多灯美を思う存分,車窓から楽しめます.
以上で,一連の旅行が終了しましたが,記事としてはこの後,初日の12/28に戻ります.
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さて,本日までに車両の去就を含む多くの発表がJR西日本からなされました.まとめて紹介しておきます.旅行記の記事ではありますが,こちらがメインの内容かもしれません.
岡山の115系湘南色 最終営業運転
岡山の115系湘南色はその反響の高さから,廃車回送を営業運転とすることになりました.2/1に徳山 17:06発→下関 19:12着で運転され,下関総合車両所で115系瀬戸内色,105系トリコロール色と並べた撮影会と組み合わせた旅行商品として設定されました.3万円強の旅行商品は本日発売・完売となっています.115系湘南色はトイレが使えず,新山口駅で比較的長く停車する設定となっているなど,廃車回送らしいと言えます.
https://www.nta.co.jp/jrodekakenet/plan/202501_shonan1/
https://www.nta.co.jp/jrodekakenet/train/?SITE_ID=66104023
ポイントは,この時間帯では上述のように車窓は美しいものの,撮影には光量が足りず,事実上駅でなければ撮影はできないことです.山陽本線沿線では撮影地にこと足りないので,徳山までの回送においても日中の運転を避け,結果として,当日の徳山駅に115系の6両が現るということがあるかもしれません.
サロンカーなにわ運転
「サロンカーなにわ」で,大阪駅から網干総合車両所宮原支所を見学するツアーが,2/16に実施されます.これまで当ブログで扱ってきたように,「サロンカーなにわ」は乗車への需要が非常に高い一方,長距離での運転は沿線の警備を強化する必要がある車両となっており,ついに,このような企画が登場してしまったのかというのも宜なるかなと思いました.乗車時間は約75〜90分間であるため,現代事情の「サロンカーなにわ」への乗車としては非常に安価となった7,700円で設定せざるを得ませんでした.それゆえに,参加者は3回×156名を,1/11〜1/14に申し込みを行った方から抽選で決定するという方式になっています.
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250110_00_press_osakakitena.pdf
また,これらとは別に,2/7〜2/9に「サロンカーなにわの夜行で下関にに行き,下関総合車両所で湘南色とクモハ42を展示する」ツアーが予定されていますと,「tabiwa by WESTER」で告知されています.1/17 11:00発売開始予定です.
人気の車両群ですがついに終わりが見えてきたようです.こと「サロンカーなにわ」は現代ではますます注目度が高まっており,通常通り運行するだけでも一苦労となってしまいました.「サロンカーなにわ」の引退はその車両の解体を持って発表に代えられると思われることに注意をしたいところです.ちょっと長生きしすぎたかもしれません.「JR西日本の非電化区間を走行可能な,防弾ガラスを装備した車両」を新造する機会は2010年以降2度ありましたが,ずっと生き残っていたのです.