奈良・京都・橿原線系統で活躍する1233系列も更新車が多くなり、最新型の8A系との連結も見られますが中〜後期車に相当する1249系や1252系はまだ全編成が未更新で、阪神乗り入れに対応していない編成では方向幕が古いままの車両も見られます。古い幕では「難波」や「西大寺」といった省略表記なので懐かしさを感じられますが区間準急だけは「大和西大寺」になっているので幕回し中に見ると後から追加していることがわかります。
(2024.10.27 石切〜額田間にて撮影)
急勾配区間にあるSカーブを走る1249系VE50ほか6両編成です。行先表示が「回送」だったので大和西大寺から東花園へ向かう列車と見られますが非営業列車は近鉄アプリの列車走行位置画面に表示されないため見落としそうになることもあり、列車が来ないので小休止って思ったらいきなり来て慌ててカメラを構えたこともあります。
(2024.12.22 富雄にて撮影)
続いては大阪難波行き区間準急に充当される1252系VE58ほか6両編成です。先頭のモ1258は方向幕が古く、幌も整っていないので区間準急登場初期を思い出させてくれますが阪奈間におけるこの種別も来年(2026年)の3月には20周年を迎えるので長い歴史を持つ種別の仲間入りをすることになり、今後も充当車両や組成に期待したいです。