週末ですねー。
大阪のど真ん中、大阪環状線より2題。
<データ>
線名・駅名:大阪環状線・大正
押印日:1972-07-16 (ERW父子のスタンプ旅行)
絵柄:町工場と環状線
メモ:
※大阪環状線の西半分は海に面した低地で町工場が立ち並び、その上を環状線がタカアシガニが跨ぐように進む。現在の大阪環状線で最後に敷設された区間(西九条-今宮)内にある。
※「大正」は地名ではなく、1932年この地域の区名を定めるにあたり「大正橋区」の意見が取り入れられ「大正区」となり、1961年同区唯一の駅として「大正」が転用されたもの。
※1997年に開場した大阪ドームのJR最寄り駅であり、車窓からもその威容を覗える。
※同じ1997年には西進した大阪市交(現大阪メトロ)長堀鶴見緑地線がこの駅まで達し、接続駅となった。
大正駅に停車する大阪環状線201系 (2015-04-29)
※大正駅は西北西-東南東方向に線路が直線状に敷かれ、午前の順光時には良い編成写真が撮れるが、これもホームドア設置までの光景となろう。
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<データ>
線名・駅名:大阪環状線・弁天町
押印日:1972-07-16 (ERW父子のスタンプ旅行)
絵柄:交通科学館・SLと新幹線0系
メモ:
※大正と同じく大阪環状線最後の敷設区間内に作られた駅。開業翌年の1962年には高架下に交通科学館(→交通科学博物館)が開館し長らく関西鉄道スポットの雄として君臨したが2014年に閉館、保存車両の多くは2016年開館の京都鉄道博物館へ移設された。
※大阪環状線の中で最も大阪湾に近く、嘗ては駅から徒歩15分にある弁天埠頭から各地へ汽船・フェリーが出ていた。ERWも1度だけここから高松へ渡ったことがあったが現在短距離航路は衰退し、残った長距離フェリーはすべて発着が南港へ移った。
※大阪メトロで今最も輝いている中央線の接続駅。
【再掲】(1980-03-29)
※交通科学館内の光景。当時はこのように露座の保存車両も多かった。写真中央の230形(1903年製・国産初の量産形SL)は2016年重要文化財に指定され、現在京都鉄道博物館の建屋内に綺麗に鎮座している。
大阪環状線が通る駅で駅スタが設置されていたのは大阪・天王寺と今回の大正・弁天町の4駅のみでした。
では皆様、良い週末を~。
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