第1636回('24) 関西本線非電化区間の駅を降り鉄(2)  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2024年2月24日、2月2回目の三連休は宿泊旅行をしないで、中日の土曜日を利用して日帰りの日程で関西本線非電化区間へ。未訪問だった駅を巡りました。
非電化区間は昼間帯1時間ヘッドの運転で本数が少なく、何とか全駅を訪問できたものの1日仕事になりましたw
乗車券は『関西1デイパス』を利用しようとしていましたが、いつの間にか発売されなくなったのに気付かず、それに気付いたのは前日でしたw 乗り鉄中止も考えましたが、結局、割高になることを覚悟で『ICOCA』のみを利用しました。関西本線非電化区間は意外にも『ICOCA』のエリア内になっています。尚、帰りは草津線~本線経由で帰宅しました。結果として一周乗車でしたが、全区間が大阪近郊区間に指定されているため、普通乗車券では途中下車できなかったことも痛かったです…。
 
今回は後半の内容です。
前回に引き続き、関西本線非電化区間の駅を巡っていきました。午後は三重県に入り、西側から順番に下車していきましたが、柘植駅以東の駅は過去に訪問済みのため、手前の新堂駅までで駅訪問を打ち切って、柘植駅から草津線→琵琶湖線→JR京都線→JR神戸線のルートで帰宅しました。本線の新快速ではAシートを利用しました。
  
今回の日程 2024年2月24日 (土) 【後半】 
 
月ケ瀬口1303(関西本線)1307島ケ原1408(普通)1416伊賀上野1521(普通)1525佐那具1624(普通)1629新堂1704(普通)1711柘植1713(草津線)1800草津1806(琵琶湖線→JR京都線→JR神戸線・新快速27号)1954加古川    
 
【帰宅】  
 
 


(1)月ケ瀬口1303(関西本線 普通・亀山行き)1307島ケ原 キハ120形0代+300代 
   1両目後方ドア脇で立席 ほぼ満席 景色を眺めて移動
 
 
京都府最東端の駅である月ケ瀬口駅から乗車した列車はほぼ満席で座れませんでした。
ドア脇で山間部車窓風景を楽しみ、三重県に入って1駅目の島ケ原駅で下車しました。
相対式ホーム2面2線で、南側に木造駅舎があります。簡易委託駅です。
駅前の東側は旧・島ヶ原村の中心市街地が広がっています。
一方、駅裏の西側は里山風景が見られます。
 
 


(2)島ケ原1408(関西本線 普通・亀山行き)1416伊賀上野 
   キハ120形300代+300代 1両目ボックスシートに着席 
   約半分の席が埋まる乗車率 景色を眺めて移動
 
 
この列車は2両ともセミクロスシートの300番代で、
しかも1両目のボックス席が1区画空いていたので着席し、景色を楽しみました。
そして次駅の伊賀上野駅で下車しました。多くの乗降がありました。
伊賀上野駅は以前に何度か訪問していますが、今回改めて駅観察をする事にしました。
複合ホーム2面3線と、単式ホームの1番のりばJR難波方に伊賀鉄道の切欠ホームがあります。
南側には大きくて立派な木造駅舎が鎮座しています。
JRにおける伊賀市の玄関口ですが、駅前は住宅地で商店が少なく閑散としています。
中心市街地は南約3kmの伊賀鉄道伊賀線・上野市駅周辺です。
 
 


(3)伊賀上野1521(関西本線 普通・亀山行き)1525佐那具 
   キハ120形300代+0代 1両目ロングシートに着席 
   7割の席が埋まる乗車率 景色を眺めて移動
 
 
この列車は乗車率がやや高く、クロスシートにっは座れませんでした。
次に下車した佐那具駅は相対式ホーム2面2線で、
南側に木造駅舎があります。簡易委託駅です。
駅前には住宅が少ないですが、南側を関西本線と並行している柘植川を渡ると、
その対岸(南側)には大きな集落が形成されています。
 
 


(4)佐那具1624(関西本線 普通・亀山行き)1629新堂 
   キハ120形0代+300代 2両目ボックスシートに着席 
   約半分の席が埋まる乗車率 景色を眺めて移動
 
 
この列車は乗車率がやや低く、2両目のボックス席を独占できました。
しばし車窓風景を楽しみ、次駅の新堂駅で下車しました。
島式ホーム1面2線で、名古屋方の跨線橋階段前に簡易駅舎があります。
簡易委託駅ですが、17時には営業を終了していました。
また、昔は北側に単式ホームと木造の旧駅舎がありましたが、
旧駅舎は2020年に解体されてしまいました。
駅前は旧駅舎があった北側に集落が形成されています。
一方、駅裏だった南側は田園地帯でしたが、
駅前は再開発され、伊賀市役所伊賀支所や図書館が入居する複合施設
「SHINDO YARDS(シンドウ ヤード)」があり、
ガラス張りの図書館には多くの人が来訪していましたが、マイカー利用ばかりの印象でした。
また、サンガリアの工場が近くにあり、そこで「伊賀の天然水」が製造されています。
 
新堂駅訪問をもちまして、関西本線非電化区間の全駅訪問を完了しました。
柘植駅以東の各駅は2021年に訪問済みです。
 
 

(5)新堂1704(関西本線 普通・亀山行き)1711柘植
   キハ120形300代+0代 2両目ロングシートに着席 
   3割の席が埋まる着席率 景色を眺めて移動
 
 
もう暗くなりますし、他に寄り道もせず草津線経由で帰宅の途につくとします。
乗車列車は2両目は比較的空いていましたが、
セミクロスシートの1両目は半分ほどの席が埋まっていました。
しばし車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の柘植駅(つげえき)で下車しました。
 
 

(6)柘植1713(草津線 普通・京都行き)1800草津 221系4連 
   4両目転換クロスシートで着席 はじめは貸切状態 
   →草津到着時点で2/3の席が埋まる。景色を眺めて移動
 
 
柘植駅では2分の接続で草津線列車に乗り換えましたが、
同一ホームでの乗換だったので跨線橋を渡らずに済みました。
草津線の京都行きは221系4連でした。
一瞬、関西本線も電化されて221系で乗り鉄できれば…と妄想してしまいました。
『青春18きっぷ』期間でないためか、草津線列車は乗客が少なく、
私が乗り込んだ最後尾車両は他に乗客がおらず貸切状態でした。
それでも途中停車駅で少しずつ乗客が増えて、
草津到着時点で2/3ほどの席が埋まるまでになりました。
また、2月も下旬になると日没が結構遅くなっており、
18時ちょうどの草津到着時点でもまだ明るかったです。
この列車は京都まで乗り入れますが、私は草津駅で下車しました。
 
 



(7)草津1806(琵琶湖線→JR京都線→JR神戸線 新快速27号・姫路行き)1954加古川 
   225系8連+4連 9号車(4連の先頭)Aシート窓側席に着席 
   最大で15人ほどが乗車 スマホを操作して移動
 
 
草津駅下車後は急いでトイレを済ませて、琵琶湖線下りホームへ。
そして新快速27号・姫路行きに乗り継ぎました。
この列車は偶然にもレアなAシート(指定席車)が併結されていたため、
私は事前にスマホの「WESTER」で席を押さえていました(600円)。
指定された窓側席に座りました。乗客は5人しかいませんでしたが。
今回の列車は225系で、Aシート車両も新製車で、シートピッチと窓割が一致して快適でした。
 
さすがに暗くなってきたので道中はスマホを操作していました。
途中駅では少しずつ乗客が増え、京都で7~8人が乗車してきましたが、
まだ窓側席にも空きがありました。
高槻でも2~3人の乗車がありましたが、大阪で10人ほどが下車してしまいました。
入れ替わりに5人ほど乗車してきたものの、大阪以西はガラガラ状態でした。
その後は三ノ宮、神戸、明石、西明石で少しずつ下車していき、
西明石発車時点で3人しかいなくなりました。
そして私は加古川駅で下車しました。下車客は私だけでした。
草津からの2時間弱の道中は快適でした、
 
 

下車後は改札を出て、北口駅前にある「宮本むなし」で夕食を済ませました。

このお店は定食のご飯おかわり自由で、

米不足となった2024年12月時点でも継続していました。
 
腹を満たした後は、とっとと帰宅しました。
 
今回はフリーきっぷの旅ではなかったので出費が嵩みましたが、
ローカル線の駅でも『ICOCA』が利用できたので、運賃精算の手間が省けて便利でした。
   
  
(つづく) 
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)