これまでの旅路
2025/3/14(金)をもって,特急「うずしお」の高松〜岡山が廃止となります.JR四国ではこのダイヤ改正により,これ以外にも「南風・しまんと」の連結運転廃止,「むろと」の廃止,「うずしお」からのキハ185系撤退など,大きい変化があります.背景として,キハ185系を廃車にしなければならなかったところ,収益不足,乗務員不足,車両メーカーの生産ライン不足,JR四国で使用可能な中古車両不足など,なかなかに厳しいところがあります.四国には改正まで行けて1回であるため,このタイミングで特急「うずしお」に乗車することにしました.
実は「岡山・児島〜高松」を自由席特急で移動できる方法は「うずしお」しかありません.指定席であれば今後も「サンライズ瀬戸」で可能ですが,きっぷの入手難易度の観点からもおすすめはしません.
岡山発着のうずしおは坂出駅を通過することも特徴です.
ちょうど,2600系の「しまんと」が入ってきました.この列車は本来「南風」と併結して運行されていますが,この日は繁忙期ということもあり,多度津から別便で運行されたという感じです.2600系は2700系の試作車という印象があり,通常は「うずしお」に使用されますが,繁忙期に別便で運行される「いしづち・しまんと」にも使用されます.
そうこうしているうちに,うずしお6号がやってきました.
乗車した際の様子は動画化していますのでご覧ください.
坂出駅は通過となります.
「マリンライナー」と異なり,宇多津駅のホームに入ります.ちょうど,琴平からのサンライズ瀬戸の回送が止まっていました.廃止を知ってか,撮影者の方も見られます.
その後,アンパンマン列車の「南風6号」がやってきて連結されました.
8両になって瀬戸大橋を渡ります.連結後は全体がアンパンマン列車の扱いになり,車内チャイムも19音のチャイムから14音の「アンパンマンのマーチ」に代わります.
岡山駅に到着,折り返し,「南風9号・うずしお13号」として,再びそれぞれ,高知・徳島を目指します.
徳島は,特に明石海峡大橋の開通後は関西とのつながりが強く,山陽・山陰・九州とのつながりはあまり強くありません.経費削減が必要なのであれば廃止もやむを得ないと思います.お疲れ様でした.
次の記事は帰り道で気になった内容を載せます.その後,旅行記を第1日,12/28に戻して掲載します.
続く