第1635回('24) 関西本線非電化区間の駅を降り鉄(1)  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2024年2月24日、2月2回目の三連休は宿泊旅行をしないで、中日の土曜日を利用して日帰りの日程で関西本線非電化区間へ。未訪問だった駅を巡りました。
非電化区間は昼間帯1時間ヘッドの運転で本数が少なく、何とか全駅を訪問できたものの1日仕事になりましたw
乗車券は『関西1デイパス』を利用しようとしていましたが、いつの間にか発売されなくなったのに気付かず、それに気付いたのは前日でしたw 乗り鉄中止も考えましたが、結局、割高になることを覚悟で『ICOCA』のみを利用しました。関西本線非電化区間は意外にも『ICOCA』のエリア内になっています。尚、帰りは草津線~本線経由で帰宅しました。結果として一周乗車でしたが、全区間が大阪近郊区間に指定されているため、普通乗車券では途中下車できなかったことも痛かったです…。
 
今回は前半の内容です。
早朝に出発し、JR神戸線→大阪環状線→大和路線のルートで移動しました。途中、奈良駅を降り鉄してから加茂駅を訪問し、その後は亀山方面へ順番に関西本線非電化区間の駅を巡っていきました。 
  
今回の日程 2024年2月24日 (土) 【前半】 
 
加古川520(JR神戸線・快速)637大阪640(大阪環状線内回り)654今宮702(大和路線)756奈良820(快速)835加茂940(関西本線)947笠置1048(普通)1056大河原1156(普通)1202月ケ瀬口   
 
【後半へ続く】   
 
 


(1)加古川520(JR神戸線 快速・米原行き)637大阪 225系8連 
   先頭車両の転換クロスシート窓側席に着席 
   半分の着席率→9割の着席率に スマホを操作して移動
 
 
この日は4時に起床して、朝食後に自宅を出て加古川駅へ。まだ暗かったです。
関西本線にはチャージ機すら無い駅ば多いので自動券売機でチャージしてから入場。
まずは快速(西明石まで普通)・米原行きに乗車して大阪駅まで移動しました。
概ね停車駅ごとに乗客が増え、大阪到着時点で約9割の席が埋まっていました。
また、加古川発車時点は暗かったですが、大阪到着の頃には結構明るくなりました。
 
 

(2)大阪640(大阪環状線 内回り)654今宮 323系8連 景色を眺めて移動 
   8両目でドア付近で立席 結構な混雑→西九条から混雑軽減・ドア脇へ
 
 
大阪駅では急いで大阪環状線ホームヘと移動し、環状内回り電車(普通)に乗り継ぎました。
最後尾車両は混雑が激しく、着席はおろかドア脇のポジションすら取れませんでした。
しかし、3駅目の西九条駅で大量下車があり、混雑がマシになりドア脇へ移動しました。
下車客の大半がJRゆめ咲線電車に乗り換えました。ユニバ(USJ)へ向かう客が多かった印象です。
その後は車窓風景を眺めて道中を過ごし、今宮駅で下車しました。
 
 


(3)今宮702(大和路線 普通・奈良行き)756奈良 201系6連 
   6両目で着席 約半分の着席率から上下変動有。景色を眺めて移動
 
 
今宮駅下車後はトイレ休憩をしてから大和路線ホームへと移動し、奈良行きに乗り継ぎました。
この時間帯は快速の運転が少なく、普通が終点の奈良駅まで先着します。
車両は転換クロスシート車の221系を期待しましたが、
やって来たのは風前の灯火となったロングシート車・201系6連でした。
奈良まで201系はきついのですが、201系の乗り納めになるかもしれないので我慢しましたw 
半分程度しか席が埋まっておらず私は着席しましたが、
新今宮と天王寺での乗車が多く、天王寺発車時点でほぼ満席になりました。
以降は乗降が拮抗して乗車率に変化がありませんでしたが、王寺駅で大量下車がありました。
しかし、その後の王寺駅を含む奈良県内駅では再び乗車客の方が多くなり、
終点の奈良駅到着時点でほぼ満席に戻っていました。
 
奈良駅は島式ホーム3面5線の高架駅で、高架下に駅舎・改札口があります。
東口駅前広場には旧駅舎が保存されていて、奈良市総合観光案内所として利用されています。
駅前は市街地で、東側には商店街が延びています。
乗降客は近鉄奈良駅より少ないですが、大差をつけられているわけではなく、
メジャーな観光地が遠いにもかかわらず、健闘していると言えます。
次の列車まで時間があったので、一旦改札を出て駅前を軽く散策しました。
今回は『ICOCA』で乗り鉄しているので、駅外へ出るたびに運賃が打ち切られました。
 
 


(4)奈良820(大和路線 快速・加茂行き)835加茂 221系4連×2 
   8両目ボックスシートに着席 ガラガラ 景色を眺めて移動
 
 
駅前散策後はホームヘと戻り、JR難波始発の快速列車に乗車しました。
車内はガラガラで、通常の窓側席も多数空いていましたが、
広々としたボックス席を独占して、加茂までの短い道中を楽しみました。
また、途中の平城山駅(ならやまえき)で最後尾車両の他の客が全て降りてしまい、
私だけの貸切状態になってしまいました。
 
下車した終点の加茂駅は島式ホーム2面3線で、
関西本線の気動車が発着する中線は両側がホームに接しており、
両側の線路に発着する大和路線列車と上下移動なく乗換が可能な構造です。
また、橋上駅舎を有しています。
 
次の列車まで1時間ほどあるので一旦出場して、駅前を散策しました。
駅前は西口側が木津川市加茂地区の中心部ですが、ローカルな市街地が広がっています。
一方、東口側は区画整理されてマンションも見られますが、駅裏感は拭えません。
大阪方面への始発駅の一つなのでもう少し栄えているかと思いましたが、
そうでもありませんでした…。
夜中に寝過ごしてここまで来てしまうと大変なことになります…。
 
 


(5)加茂940(関西本線 普通・亀山行き)947笠置 キハ120形0代+0代 
   1両目ロングシートで着席 ほぼ満席 景色を眺めて移動
 
 
加茂駅からはいよいよ関西本線非電化区間に入っていきます。
車両は小型のキハ120形2両編成で、2両ともオールロングシートの0番代でした。
私は早めに駅へ戻っていたので乗車時は車内が空いていましたが、
発車6分前に大阪方面からの大和路快速が到着すると、
多くの客がこちらに乗り換えてきました。
結果、ほぼ満席になりましたが、混雑までには至りませんでした。
まぁ『青春18きっぷ』期間であれば混んでいたでしょうね…。
 
発車後、列車は山間部に入り、木津川沿いの風光明媚な区間を走りますが、
ロングシートに座っている状態でまともに風景を眺められませんでした。
まぁ何度もこの区間の景色を見ているので別にいいのですが…。
そして列車は1駅目の笠置駅に到着し、私は下車しましたが、
降りたのは3~4人だったと記憶しており、意外と少なかったです。
下車時、『ICOCA』を車内運賃箱にあるカードリーダーにタッチしました。
関西本線非電化区間は一部の主要駅を除き、IC処理は車内で行います。
 
島式ホーム1面2線で、長いホーム有効長がかつての栄華を物語っています。
名古屋方の跨線橋を渡って南側には木造駅舎があります。簡易委託駅になっています。
駅前は東側や南側に市街地が広がっていますが、桜の季節にはまだ早く、
人通りはほとんど無く閑散としていました。
また、駅裏を流れている木津川の河川敷はキャンプ場になっていて、
こちらは冬の時期ながら多くの行楽客が見られました。
 
この区間は1時間ヘッドなので、駅前散策して駅に戻ってきてもまだ時間がありました。
次の列車を待つ間、加古川のコンビニで買ったパンを食べてこれを昼食としました。
 
 


(6)笠置1048(関西本線 普通・亀山行き)1056大河原 キハ120形300代+300代 
   1両目後方ドア脇で立席 ほぼ満席 景色を眺めて移動
 
 
今度の列車は2両ともセミクロスシートの300番代でしたが、
ほぼ満席だったのでドア脇で車窓風景を眺めました。
木津川を渡ってしばらくすると大河原駅に到着、私は下車しました。
相対式ホーム2面2線の交換可能駅で、南側に駅舎があります。簡易委託駅です。
駅前は山間部で民家が少なく、すぐ南を木津川が流れていますが、
約500m東に南山城村の中心集落があり、村役場もその中にあります。
 
 


(7)大河原1156(関西本線 普通・亀山行き)1202月ケ瀬口 キハ120形300代+0代 
   1両目ロングシートに着席 6割の席が埋まる着席率 景色を眺めて移動
 
 
この列車は300番代と0番代の混成で、私は前方の300番代ロングシートに座りました。
下車した次の月ケ瀬口駅は京都府最東端の駅です。
相対式ホーム2面2線で、南側に簡素な駅舎があります。
簡易委託駅ですが、土曜日だったからか窓口は閉鎖されていました。
駅前は起伏に富んでいて、南東側の坂下にかけて集落が広がっています。
また、駅裏の北側の谷には「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」があり、
多くの車が出入りしているのが眺められました。
また、月ヶ瀬口駅は奈良県にある月ヶ瀬梅林への一応最寄駅で、
観梅の時期には駅前から臨時バスが出るそうです。
駅構内各所には「梅まつり」の幟が設置されていました。
訪問時は「梅まつり」の開催時期でしたが、駅に人は少なく、
観梅客は大半がマイカーでの来訪だったと思われます。
  
この後も関西本線非電化区間の乗り鉄・降り鉄を続けました。
   
  
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)