吉岡海底 ('03.9.21)

 

10時41分、帰りの電車が出発。
津軽海峡が窓からよく見える。
函館山が、独立した島のように見える。

 

 

 

 函館

 

12時ちょうどに函館着。
よく晴れて、日なたは暖かい。
駅の中は、さっきとは比べものにならないくらい、大勢の人々が行き交っている。

午前中に「ドラえもん海底列車」に乗れたおかげで、この後の予定が楽になった。
今日は、前回行きもらした函館山周辺の博物館などを回ることにしよう。

 

路面電車で末広町へ。(ゲーム路銀 -\11,110-\200=-\11,310
電停から徒歩で基坂(もといざか)を上って、

 


旧イギリス領事館(開港記念館)へ来た。
(入館料\300)。

 

ペリー来航からの函館の歴史が解説されている。
領事の部屋も再現されていて、小さいながらもなかなか充実した展示内容。
英国らしいしゃれた雰囲気がいい。

 


ティーレストランで、昼ごはんがわりにチーズケーキを食べ、紅茶を飲んでくつろぐ。
レストランから見える庭もいい感じ。

 

 

 


次は坂をさらに上って、函館市写真歴史館へ(入館料\200)。
建物は、旧道庁函館支庁舎。
西洋からもたらされた写真技術の解説や、カメラ、撮影用具、そして実際に撮影された写真を展示。
立体写真が古くからあったことに驚き。
戦前の写真では、軍事要塞があったために函館山が消されており、時代を感じさせた。

 

※函館市写真歴史館は2016年に閉館。1階の観光案内所は従来通り営業し、2階はカフェレストランになっています。建物は1909年(明治42年)竣工。

 

その上にある旧函館区公会堂は前回行ったので、左に曲がって教会群へ向かう。
この道は観光客の往来が盛んで、土産物屋と食べ物屋が多い。

 

 


八幡坂の上から写真を1枚。

 


函館ハリストス正教会を拝観する(\200)。
1916年(大正5年)建立、国の重要文化財。
祭壇は、さまざまなイコン(聖像)で構成されていた。
観光客も大きな声をたてることがないため、静かで心が落ち着く場所である。

 

 

 


聖ヨハネ教会と、


カトリック元町教会も、昼間見るのは初めて。
(小学生の時、修学旅行で来たことはあるが)

カトリック元町教会の中も拝観できた。
イエス・キリストの「十字架の道行き」が、14の壁像(浮き彫り)によって表現されている。
天井のつくりが、ディズニーランドのシンデレラ城に似ているかもしれない。

※教会建築によくみられるリブ・ヴォールト天井。日本では、こうもり傘を広げたような形状から、「こうもり天井」ともよばれています。

 

 

そろそろ百円玉がなくなってきたので、教会の向かいの店でソフトクリームを買ってお札をくずす。
何で百円玉が必要かというと、

 


カトリックの寺院に浄財を入れておいて、すぐそばにある東本願寺函館別院を素通りするわけにはいかなかったから。
周囲を教会に囲まれながらも存在感を示す、堂々たる建物である。
1915年に建てられた、日本最初の鉄筋コンクリート寺院で、当時は耐久性を不安視する声があったため、芸者を高床に上げて手踊りさせ、丈夫さを示したという。

 

「北島三郎ロボットのコンサートに感動(函館)」へ続く)

 

はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部

 



鉄道コム

 

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ
にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム制作へ ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

 




人気ブログランキング

 

俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。

 

SUZURIでTシャツやサコッシュなどを販売しています。

 

当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。

 

※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。

ゲイムマン(竹谷新・府元晶)のプロフィール
ゲイムマンの著書
ゲイムマン(竹谷新・府元晶)