「工作初め」ご報告 | 書斎の汽車・電車

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 「年越し運転」を終え、明けて1月1日の朝です。こんな時でもいつもと同じ『必殺仕置屋稼業』を放送してくれるテレビ埼玉に敬意を表しつつ、年頭の恒例行事と化しつつある「工作初め」にとりかかります。

 

 仰々しい名前をつけてはおりますが、やんごとなき方々によるおごそかな儀式でもありませんし、千年以上の歴史を誇る寺社に伝わる伝統行事でもありません。しがないオッサンが薄汚れた部屋着で、元日の午前中から模型をいじっているだけです。

 一体いつごろから始めたのだろうと記憶をたどれば、2019年、前夜の「年越し運転」で壊れたカプラーを緊急修繕したのが始まりのようで、30年以上やっている(と思われる)「年越し運転」と比べればまだ歴史が浅いといえましょう。

 

 さて、今年もお手軽な「鉄コレ」路面電車をあらかじめ用意しておきました。熊本市電9700形、我が国におけるLRT初期の車輛です。ところがこの動力化、いささか簡単に過ぎました。作業時間はものの10秒程度、正に「秒殺」でした。

 とにもかくにも干支の前での恒例の記念撮影です。

 

 これでは余りにも短すぎます。そこでもう一つ路面電車を取り出しました。カトーの「マイトラム・クラシック」の黄色です。

 先日購入した完成品ですが、行先方向幕や系統番号などのシールを貼る作業が未だでしたので、この機会に片づけてしまいましょう。

 この電車は、ポルトガルのリスボン市電あたりをイメージしているようですので、方向幕にもラテン語系のものがあればと思ったのですが、残念ながら日英独語のみでした。ただ、余りにも小さいですし、横文字で何か書いてあればいいだろうと適当にチョイスしたのでした。(←老眼モデラーの開き直りです)系統番号、現在のリスボン市電は、12・15・18・25・28系統が残っているそうですが、あいにく製品の系統番号は1~10です。そこで、「今年は令和7年だし」という安易な理由で7系統にしました。屋根上の広告用のパーツも付属していますが、リスボン市電の画像を見る限り、屋根上広告はないようですので、今回は取り付けないことにしました。もっとも、製品付属の広告も日英独の3カ国語のようですので、そのままでは使えません。

 こちらも記念撮影です。

 

 その後はお馴染み「チンパン実験線」で試運転をしました。

 どちらの電車もつつがなく走り終えました。

 

 これで年末年始の恒例行事も一通りおしまいです。あとはお酒を飲みつつのんびりしましょう。