皆様こんにちは。


お正月休み、満喫されておりますでしょうか?私は大晦日に能登の穴水の妻の実家へ行き、年越ししました。

元旦の午後より自宅へ帰って来ましたが、

いつものように「道の駅」でもある、穴水駅に立ち寄りました。

ポケモン列車が午後の仕業のため、留置線から2番ホームに移動されていました。
元旦とあって、帰省されている方も多い日に乗れる子供たちは、一味違う体験となりそうですね。(笑)
そしてよく見ると、整備車庫の隣の線路には、花いろ列車が留置されていました。
めったに見れない両車のコラボ、元旦から「ラッキー。」と思っていました。
一旦待合室に入りますと、震災復旧工事の写真パネルが展示されており、復旧作業の状況が見れました。
毎日毎日、能登復興のために、労力をして頂いた作業員さんに、「感謝」でした。
そのおかげで、サクラの咲く前に見事に復旧しました。本当にありがとうございます…。

待合室のパネルを見ていますと、鈴の音と、
神社の神主装束の方が、えびすさまのように駅の中に入って来ました。
テンポの良い鈴の音、「♪~商売繁昌、笹持って来い。」と唱えて、ホーム際に来ました。
「安全に走ってのと鉄道~!!」と大声で唱えました。
誰が呼んだ訳でもなく、突然の登場に驚きましたが何か心が温まり、傍らで見ていて、思わず涙が出そうになりました。
待合室の隣には、お土産物屋さんがあり、店内に入って、「商売繁昌、笹持って来い。」と唱え、鈴の音を響かせていました。
「大阪から来ました。」と店内の方に言っておりました。
私の家族にも、鈴の音を響かせてもらいました。以前にもお話ししましたが、穴水駅は私の祖父との思い出の場所です。
祖父に会いに来たような感じで訪れてのえびすさまでしたから、やはり穴水駅では、
何かあるようですね…。

お正月の元旦に、こんな心の温まる体験をして、とても嬉しかったです。

えびすさまは、商売繁昌の神様です。
「えびす顔」と言われるとおり、笑顔は福を呼びます。その福をおすそわけして頂いたようで、笑顔で帰路に就きました。
私たちが穴水駅を出発すると、まだ倒壊した家屋が残る穴水市街へ、えびすさまが向かって行きました。
被災地にえびすさまの鈴の音が響き、皆さんの笑顔が増しますように…。
ご一行の方々に心より感謝致します。

ありがとうございました。