今年の年越しは、Oナローでした。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 今年も、恒例の年越し運転を行いました。

 この年越し運転、レイアウトルームで一人スロットルを握るのも寂しいので、毎年、家族のいるリビングルームで実施しています。

 ここ2年は、Zゲージをテーブルに広げましが、今年は、制作中のOナローレイアウトを使用することにします。

 

 大晦日の朝、久しぶりにOナローのレイアウトを引っ張り出します。

 駅に相当する部分の直線を延ばしたため、曲線部のレールが足りなくなりました。Kitwood Hill Modelsのキットを組んだ転車台も未設置です。

製作途中のOナローレイアウト

 大晦日の家事当番(夕食の年越しそば作りと、明日のお雑煮の下ごしらえ)をこなしながら、夜までに走行可能な状態に作り上げねばなりません。

 そこで、まずは、パンチングメタルとボルト、ナット、スペーサーで作ったレールベンダーを使ってレールに曲げ癖を付けて・・。

レールベンダーでレールを曲げる。

 レールを繋げて、転車台を設置しました。

レールが繋がったOナローレイアウト 

 エーワンの転写シールと、アクリサンデーのフォーレックス板で作った制御盤も設置しました。残念ながら、ポイトのタッチコントロールの配線は、今日は間に合いそうにありません。

Oナローレイアウトの制御盤

 制御盤上には、二つのトグルスイッチがあります。

 右側は、パワーパックからの電流を、走行用(Run)と転車台の駆動用(Turn)に切り換えるスイッチ、左側は、転車台上のレールの逆転スイッチです。

制御盤上の二つのトグルスイッチ

 転車台を見て、上の逆転スイッチの表示の意味がおわかりになるでしょうか?

 この転車台、レールの極性が固定されており、反転させると、転車台上のレールの極性が、接続するレールと反対になります。このため、反転の度に極性を切り換えねばなりません。

 そこで、羽目板の一部の色を変えて(ここだけ羽目板を張り替えた新しい板のつもり)、転車台の向きを目視で確認できるようにしています。

 下写真の状態は、色の揃った羽目板が手前にあるので、表示に合わせて、トグルスイッチを上側に倒すことになります。

Oナローの転車台

 ポイントの配線は未了ですが、ポイントを手動で操作すれば、車両の走行に支障はありません。パワーパックを繋いで、年越し運転の準備完了です。

準備完了したOナローレイアウト
 年越し運転の栄誉を担うのは、Cタンクと、市電プラモ改造の自由形客車です。  
Cタンクと自由形客車
 年越し運転の動画です。
 転車台には、レールの位置に合わせて回転を止める機構が付いておらず、レールの位置を見極めながら、タイミング良く回転を止める技が求められるのですが、撮影時は一発で決まりました。

 今年もつつがなく年越し運転を終え、新年が明けました。
 本年が、皆様にとって良き一年であることを願っています。
 
 本日も、ご訪問ありがとうございました。