今年も、恒例の年越し運転を行いました。
この年越し運転、レイアウトルームで一人スロットルを握るのも寂しいので、毎年、家族のいるリビングルームで実施しています。
ここ2年は、Zゲージをテーブルに広げましが、今年は、制作中のOナローレイアウトを使用することにします。
大晦日の朝、久しぶりにOナローのレイアウトを引っ張り出します。
駅に相当する部分の直線を延ばしたため、曲線部のレールが足りなくなりました。Kitwood Hill Modelsのキットを組んだ転車台も未設置です。
大晦日の家事当番(夕食の年越しそば作りと、明日のお雑煮の下ごしらえ)をこなしながら、夜までに走行可能な状態に作り上げねばなりません。
そこで、まずは、パンチングメタルとボルト、ナット、スペーサーで作ったレールベンダーを使ってレールに曲げ癖を付けて・・。
レールを繋げて、転車台を設置しました。
エーワンの転写シールと、アクリサンデーのフォーレックス板で作った制御盤も設置しました。残念ながら、ポイトのタッチコントロールの配線は、今日は間に合いそうにありません。
制御盤上には、二つのトグルスイッチがあります。
右側は、パワーパックからの電流を、走行用(Run)と転車台の駆動用(Turn)に切り換えるスイッチ、左側は、転車台上のレールの逆転スイッチです。
転車台を見て、上の逆転スイッチの表示の意味がおわかりになるでしょうか?
この転車台、レールの極性が固定されており、反転させると、転車台上のレールの極性が、接続するレールと反対になります。このため、反転の度に極性を切り換えねばなりません。
そこで、羽目板の一部の色を変えて(ここだけ羽目板を張り替えた新しい板のつもり)、転車台の向きを目視で確認できるようにしています。
下写真の状態は、色の揃った羽目板が手前にあるので、表示に合わせて、トグルスイッチを上側に倒すことになります。
ポイントの配線は未了ですが、ポイントを手動で操作すれば、車両の走行に支障はありません。パワーパックを繋いで、年越し運転の準備完了です。