2024(令和6)年も今日と明日を以てその幕を閉じます。
毎年恒例の、1年を振り返る写真を今年も今日と明日でやりながら、年越しを迎えたいと思います。
ところで、この年末年始は最大9連休となり、公的機関の多くが閉まってしまうため、困窮や孤立が際立つ危機の最中となっているそうです。
自治体や支援団体に食料配布や電話相談の動きが出ているとも伝わりますが、孤独死や自宅室内での凍死などの懸念は、拭えないでいる ── そんな2024年の師走と2025年の正月です。
-1月-
いつものように、撮影した日付ではなくて、記事としてUPした日付での、2024年振り返りです。
1月は数ある中から、この2枚を選びました。
特急トワイライトエクスプレスのカニ24形と C56形蒸気機関車、そして復刻 特急スーパーやくもカラーの381系電車です。
-2月-
消えて無くなった車両と消えて行く車両を選んだのは、今年の2024年と言う年を象徴してしまう、そんな選定となりました。
続いて2月は、脱線によりしばらく放置されていたスワローエンゼルことC62-2号機と、銀河鉄道999展からC62-48号機の巨大模型。
スワローエンゼルは、その侘しい佇まいが昔見た、糸崎機関区のC62形のような雰囲気だと、イメージが合致してしまい、思わず撮ってしまった1枚でした。
-3月-
3月は、北陸新幹線開業を控えて、関西圏と北陸地方を結ぶかつての輝きは失われた、特急サンダーバード。
とは言え、全通するまでは短距離特急となってしまったものの、北陸連絡の足としてその重要性は失われていません。
そして、遂に終焉を迎えた″神の伊都岐奉る島″への入口駅への停車、その最終日となったトワイライトエクスプレス瑞風です。
-4月-
1月~3月は、トピック的な写真が並んだものの、4月は春らしい2枚を選びました。
桜咲く西観音町電停で3900形が並んでくれましたが、広電電車の側面広告は″さくらサーカス″だったりと、ちょっとラッキーな1枚でした。
そしてもう1枚は、菜の花が咲き誇る沿線を行く、トワイライトエクスプレス瑞風となりました。
-5月-
5月の写真は381系電車2枚です。
2024年の一大トピックなので、最後の正統形式381系を、選ばざるを得ません。
国鉄色381系と緑やくも色の381系ですが、緑やくもの方は見馴れた風景の「もう2度と出逢えない風景」を、選んでみました。
-6月-
6月は、381系電車の定期列車ラストランと、115系電車 湘南色2編成です。
JR西日本はカスハラのラインを公表し、今後はこう言った職員さんの写真も、撮ったりUPしたりは難しくなると思われます。
381系電車の定期列車ラストランと、そこに携わり 鉄道と旅客の安全を守る姿の職員さんを、合わせて撮った写真を選びました。
-7月-


そして115系電車ですが、まだ岡山エリアへいるようですが、引退が新見区よりほのめかされた湘南色の並びを選びました。
と、上半期はやはり昭和99年を始め歴史の転換期だった2024年と言うことで、どうしてもトピック的な写真の選定が多くなってしまいました。
7月はさく美さく楽、そしてEF210形の、ちょっとした風景の切り取りから。
-8月-

8月は盛夏であって晩夏でもある、猛暑の季節でした。
こちらは115系電車とクリーンスタッフさんの写真ですが、恐らくもう撮ることは無くなるので、最後のショットです。
そして草津八幡宮のM字カーブへ進入して来る、トワイライトエクスプレス瑞風。
-9月-

今年の振り返り写真では、夜の撮影が多くなってしまっていますが、9月も特急うずしおの岡山駅入線は、日没後を選んでみました。
運転士の人員不足により、岡山乗り入れが2025年ダイヤ改正で廃止される、特急うずしおです。
そして糸崎機関区跡の留置線で、顔を合わせる227系電車、RedWingとUraraは外せない1枚でもありました。
-10月-

10月で選んだ写真は、2024年の中で1番の1枚となった、227系電車と5100形電車のレッドウィング共演の一瞬。
JR広電 共同踏切の沿線住民の、執念による1枚です。
5100形 RedWingが来て、踏切矢印がJRも点灯していたら、とにかくシャッター押しっ放なしで連写する•••••••,を何度もやっての成果です。
-11月-


11月は、10月に続けて夜間の駅撮りをした ウエストエクスプレス銀河。
10月は広島駅で車体に映る光を天の川銀河に見立てて、11月は岩国駅での車内のライトを撮ってみた写真です。
そして急行サロンカー白兎として、サロンカーなにわ も営業運転を11月には行いました。
-12月-

12月の写真なんですが、サロンカーなにわからの帰路、新大阪駅でであった923形電車 ドクターイエロー。
2027年度中で引退予定の500系新幹線の入線と、合わせて撮れたのはラッキーとしか言いようのない1枚となりました。
そしてもう1枚は先日UPした、C62-2号機テンダーの眼前を、空中遊泳するD51-200号機の動輪です。
今年はあまり良い写真がなくて、例年のようなどの 写真も捨てがたくではなく、逆パターンでどの写真を選ぶべきかを悩みました(笑)
-安芸もみじ⛩️広島-