2024年も残りわずかとなりました。
今回の記事は、今年YouTubeに公開した動画の中から、地下鉄車両をセレクトして総集編にしています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
このブログはYouTubeに公開した動画について、撮影した車両の紹介や撮影ポイントなどを掲載することをメインにしています。
記事とあわせて動画もご覧いただければ幸いです。
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都営地下鉄 10-300形 5500形
都営地下鉄の列車は、次の2本の動画を公開しています。
新宿線の10-300形は、乗り入れ先の京王相模原線などで撮影しています。
10-300形は、製造時期によりJR東日本E231系ベースの初期型とE233系ベースの後期型に大きく分けられます。
動画には、4本のみが残る初期型も収録しています。
京王相模原線では、日中10分おきに都営新宿線直通の区間急行、快速が運行されており、10-300形か京王9000系のどちらかが使用されるので、比較的出会いやすい車両になっています。
後期型のうち3次車の3本のみ、窓下のストライプがブルーのみで、4次車以降はライトグリーンが追加されています。
浅草線の5500形は京成線、京急線、北総線、成田スカイアクセス線で撮影しています。
5500形は運用範囲が広く、使用される種別も多岐にわたるので、できるだけ多くの駅で撮影し、バラエティに富んだ種別を動画に盛り込んでいます。
成田スカイアクセス線唯一の中間駅、成田湯川駅は「スカイライナー」が通過するため、日中は40分おきの「アクセス特急」のみが停車する静かな駅です。
全線が地下を走る大江戸線車両の撮影は難しいので、来年は三田線の車両を取り上げたいと思っています。
横浜市営地下鉄 3000A形 4000形など
横浜市営地下鉄の列車は、次の2本の動画を公開しています。
3000A形はブルーライン最古参で、ビートプレス仕上げのステンレス車体とGTO-VVVF制御の組み合わせという今では珍しくなりつつある車両です。
2022年から廃車が進んでいましたが、4000形の導入が一段落した現在も運用が続いており、もうしばらく活躍が見られそうです。
横浜市営地下鉄ブルーラインは地上を走る区間が限られており、下の4000形は上永谷駅で撮影しています。
下永谷駅は地下にある相対式のホームですが、線路間に柱がない構造のため、編成全体がスッキリ見える駅になっています。
4000形の動画には、3000A形を除く3000形の全タイプを収録しています。
下の3000N形は3000A形に次いで古く、2027年度から導入される4000形2次車により置き換えられる予定です。
7編成のみの少数派のため、早めの記録をおすすめします。
センター南駅〜仲町台駅間にある大原みねみち公園からは、上下線の列車を撮影することが可能です(公園内の遊歩道から少し林の中に入る必要があります)。
3000V形は3000形の5次車として登場した車両で、1本しか在籍しない希少車です。
名古屋市営地下鉄 7000形
名古屋市営地下鉄上飯田線の7000形は、名鉄小牧線の300系の動画に収録しています。
2本のみの存在で車両使用料を相殺する観点から運用が限定されており、見かける機会は少なくなっています。
撮影日も日中は名鉄300系のみの運用で、夕方まで犬山駅で粘っていたところ、無事に撮影することができました。
名古屋市営地下鉄では東山線、鶴舞線などが撮影しやすそうな印象なので、できれば来年中に訪問したいと思っています。
Osaka Metro 400系 20系
Osaka Metroの列車は、次の2本の動画を公開しています。
Osaka Metroの中央線の車両は、旧型の20系が引退する直前に撮影しました。
まもなく中央線はコスモスクエア駅〜舞洲駅間が延長開業するので、「コスモスクエア」行きの表示は見つけにくくなります。
旧型の20系はこの動画を撮影した直後に運行を終了したため、よい記録となりました。
400系のほかに、30000A系も走っていますが、大阪万博終了後は谷町線に転属する予定のため、中央線で見られる期間はそれほど長くありません。
Osaka Metroは東京メトロとは異なり、私鉄線などとの相互直通運転が多くないので撮影の難易度が高めですが、御堂筋線、堺筋線の車両は撮影に行きたいと思っています。
神戸市営地下鉄
神戸市営地下鉄西神・山手線は、山陽新幹線と連絡する新神戸駅と神戸市西部のニュータウンにある西神中央駅を結ぶ路線です。
都心部では地下を走りますが、妙法寺駅から西側の終点の西神中央駅までは地上を走ります。
地上にある駅の中では学園都市駅と伊川谷駅が撮影しやすかった印象ですが、伊川谷駅は反対列車とかぶることがあるので、周囲にご注意ください。
神戸市営地下鉄6000形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
台湾の地下鉄(台北捷運 高雄捷運)
台湾の地下鉄は、台北市と高雄市の2本の動画を公開しています。
台北捷運はほとんどの区間が地下となっていますが、台鉄(国鉄)の淡水線を転換して開業した圓山〜淡水の区間は、高架の地上を走行しています。
淡水線から分岐する新北投支線では、専用のラッピングが施された3両編成の車両が使用されています。
新店線から分岐する小碧潭支線は、車庫への引込線を旅客線化した路線で、新北投支線と同じく3両編成の車両が使用されています。
台北市近郊には、桃園国際空港と台北市内を結ぶ桃園機場捷運も走っています。
高雄捷運の路線は高雄市内を南北に走る紅線と、東西に走る橘線の2路線があります。
地下区間のほかに、紅線の北部(世運駅〜橋頭火車駅)では高架軌道を走行しており、比較的撮影しやすい駅があります。
高雄市には地下鉄のほか、市内を環状に結ぶライトレールの路線(高雄軽軌)も走っており、地下鉄と組み合わせると効率的に観光することができます。
美術館駅〜内惟芸術中心駅間は、公園の樹木の下を車両が走行しており、ジブリ映画の「となりのトトロ」のようだとして、人気の撮影スポットになっています。
東京メトロ
東京メトロの車両ははなかなか素材を集めることができず、日比谷線13000系の動画公開のみに留まりました。
東京メトロ日比谷線13000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
少しずつではありますが、他の車両を撮影するのと同時に素材が集まってきているので、来年はコンスタントに動画を公開できればと思っています。
総集編の動画には、走行機器のメーカーが異なる10両編成と8両編成の17000系を収録していますので、走行音の違いをお確かめください。
小田急線に直通する千代田線の16000系は、2025年3月から急行の終点が向ヶ丘遊園駅から多摩線の唐木田駅まで伸びることになりました。
撮影しやすい駅が増えるので、嬉しく思っています。
総集編の動画には、この記事で取り上げた車両以外にも、東京メトロ18000系などを収録していますので、あわせてご覧いただければ幸いです。
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