令和6年12月中旬の早朝、下関と門司を結ぶ関門汽船の、下関側の唐戸港までやってきました。
鉄道唱歌全5集の度が完結したばかりですが、今日はここから「九州線唱歌の旅」と題して門司港に渡り、鹿児島本線を下っていきたいと思います。
「九州線唱歌」というのは「汽車」三部作の一編で、「東海道唱歌」「山陽線唱歌」に続き鉄道唱歌出版(明治33年)の9年後である明治42年に出版されました。
作詞者は鉄道唱歌と同じ大和田建樹です。鉄道唱歌では未開業だった八代~鹿児島間が歌いこまれています。
関門汽船唐戸ターミナルに入り、門司まで400円の乗船券を購入します
乗船時間5分の航路にしては高いですが、観光地価格なのでしょう。ぼくが使っているJTB時刻表では、関門汽船は定期観光バスの頁に掲載されています。
ちなみに定期運賃についてはかなり大きく割引されているようです。
関門汽船は20分毎に運行されています
次の門司港行きは7時20分に出港します
係員に乗船券を渡して乗り込みます
船室
階上の展望デッキに上がってきました
寒いけど門司までここで過ごすことにしました
7時20分に出港します
ここからは映像をご覧ください。ノーカットで載せております
九州線唱歌 汽車 一
鳥も通はぬ玄界の
海原遠く右に見て
汐の流も早鞆の
瀨戸を渡れば門司港
乗船時間5分で門司に到着
乗ってきた船の船名は「がんりう」
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行った巌流島からの命名でしょう。巌流島へは唐戸・門司から観光船が出ており、これも関門汽船が運航しています(門司発着便は冬季休業)
関門汽船の門司側のターミナル
ここから歩いて1~2分ほどで、
JRの門司港駅です。
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