奈良線は奈良(正確には木津)~京都間を結ぶ路線で、近鉄京都線が並行しています。
ひと昔前までは京都~奈良間は近鉄ほぼ一択だったのですが、現在はどうでしょうか。
ということで、奈良線の現在は221系とともに205系が活躍しています。
奈良の205系は0番台が4編成、1000番台が5編成の全9編成でNE401~NE409編成となっています。
全て阪和線からやってきた車両です。
リニューアルをされて現在も9編成が活躍中です。
クハ205-35~ NE401編成
営業中のJR205系では最若番の編成です。
東海道線で登場した関西の205系は7両編成×4本の28両です。
阪和線に転属時には6両×2本と8両×2本に組み替えられます。
阪和線での8両編成は快速専用車として朝夕のラッシュ時のみ活躍しました。
奈良線木津駅付近
2024年7月28日
クハ205‐36~ NE402編成
ここ最近の奈良線の京都口はめちゃくちゃ混雑しています。
インバウンドの影響もあるでしょうし通勤型4両でもキツイかなと思う列車もあるようです。
中間2両を廃車にせず6両編成保っていれば・・・結果論ですが。
大和路線奈良駅
2025年1月4日
クハ205-37~ NE403編成
その後一旦東海道線に戻り7両編成×4本に戻されます。
その後東海道線から追い出されてサハを抜かれて6両×4本となります。
そして阪和線から追い出されて奈良線用に転用され、モハ2両を抜かれて現在の4両になりました。
残念ながら中間のモハ2両×4本は廃車となったようです。
JRW得意の中間車に運転台を付けるということはしませんでした。
奈良線宇治駅付近
2024年12月15日
クハ205‐38~ NE404編成
非電化当時の京都駅の奈良線ホームは、今停まっている10番ホーム1本だけでした。
今や奈良線だけで3線2ホームを使うまでになっています。
城陽駅までの区間運転も設定されており、1時間1本の当時とは比べものにならないくらい輸送力が上がっています。
近鉄京都線と戦えるぐらいにはなっていますが、奈良行きの特急も設定すればなー。
奈良線京都駅
2024年8月22日
クハ204‐1001~ NE405編成
1000番台は阪和線用として4両×5本が登場しています。
阪和線時代は4両編成を2本繋いで8両編成で快速で活躍することもありました。
103系を置き換えてしまうのか?と思われましたが結局5本のみの登場となり追加投入されませんでした。
奈良の205系は車番の上に編成番号の表示があり分かりやすいです。
大和路線奈良駅
2024年8月24日
クハ204‐1002~ NE406編成
奈良線は国鉄時代は非電化路線で通勤型のキハ35が4両編成で走るのんびりしたローカル線でした。
奈良~京都間は当時は70分くらい掛かっていました。
なので205系の4両編成でも違和感はありませんね。
電化当初は105系や113系などが走っていました。
奈良線木津駅付近
2024年8月24日
クハ205-1003~ NE407編成
現在は京都口での区間運用が多いようですが、221系に混じって活躍しています。
非電化時代の奈良線を知るものとしては隔世の感があります。
当時走っていた貨物列車も荷物列車もなくなり、殆どの区間が複線化されています。
線路沿いの景色も随分変わってしまいました。
奈良線宇治駅
2024年12月15日
クハ205-1004~ NE408編成
奈良駅での折り返し時間は短く、直ぐに京都へ向かいます。
JRマークが擦れてカスカスで反対側はもっとひどいです。
大和路線奈良駅
2025年1月2日
クハ205‐1005~ NE409編成
205系は昼間でも結構動いているので捕まえ易いです。
奈良側よりも京都側のほうが本数も多くて撮りやすいですね。
奈良線京都駅
2024年8月22日
JR東日本では仙石線の205系の置き換えが話題になっていますが、JR西日本では奈良線でもうしばらく205系の活躍が見られそうです。
奈良の205系全編成コンプリートしました!