
こんばんは。
昨日は両毛線の全線開通135周年を記念して小山→新前橋間で運転された団体臨時列車、「211系電車で行く!両毛線135周年記念クイズ大会」に参加。
この列車はその名の通り、両毛線を普段走っている211系電車に乗り、小山から新前橋まで両毛線に関するさまざまなクイズ出題されるというもの。
早速小山駅で受付を済ませてホームへ。


使用される車両は両毛線全線開通135周年のヘッドマークを掲げたA36編成。
今回このツアーではクイズ列車の乗車のみを楽しむプランと新前橋到着後にヘッドマークの取り外しを見学出来るプランの2種類があり、自分は後者を選択。



小山駅では全員最後尾の4号車に乗車。
参加者は自分含めて20人くらいでしたかね。
座席は自由席で、クイズ大会に使用される台紙が用意されていました。
小山駅では駅員さん達によるお見送りも。
小山を出発して次の停車駅は足利。
足利まで6問のクイズが出題されました。
クイズはほぼ3択での問題。
そのクイズの内容は……
1問目…両毛線は今日で開業から何周年か
2問目…昔の駅舎の写真3枚の中から栃木駅の写真を当てろ
3問目…現在の駅の写真を見せ、この駅はどこか当てろ
4問目…両毛線の最高速度は何キロか。(実際にその速度で走行して体感してもらう)
と4問目までは至って普通のクイズだったのですが…
5問目…A B Cとスプーンに書かれたソースが出てきてそれを舐め、その後無記名のソースが出てきてそれはどのソースかを当てろ
という利き酒ならぬ利きソースが出てきました(笑)
味覚音痴な私はもちろん外しました(残念!)
そして6問目は足利フラワーパーク駅通過時にゆるキャラによるお見送りがあったのですが、そのゆるキャラの名前を答えよという内容でした。
そして7問目は最初の停車駅、足利駅のホームで出題。「AとBの葡萄ジュースを試飲して、足利のココファーム・ワイナリーで造っている葡萄ジュースはどちらか」という問題でした。
足利駅より正答率により乗車する号車が変わり、クイズに正解したら1つ前の車両へ、不正解の場合は1つ後ろの号車へ移動するシステムとなります。


足利駅停車中に昼食のお弁当の支給。
前橋統括センターが主導の企画ということで、お昼は登利平の鳥めし!!
群馬県といえば…!!のお弁当ですね。嬉しいサプライズです。
足利〜桐生間はお昼休憩という扱いのようでクイズの出題は無し。この区間では車掌さん達による鳥めしに関するエピソードの放送があり、クイズが無くとも楽しい時間を過ごすことが出来ました。登利平を電車のロングシートで食べるのも中々無い機会かも(笑)



足利駅の次は桐生駅に停車。約20分ほど停車時間があり、ここでは駅のホームに貼られたクイズの紙を参加者が探すというスタイル。第8問目、自分が引いたのは「小山駅からここまで(桐生駅)に高架駅はいくつあったか」というクイズでした。
その他には
・小山駅から桐生駅までの間に廃止になった駅はいくつあるか
・今日の団体列車に使用している編成を答えよ
・今日の団体列車に使用している形式を答えよ
などのクイズがあったようです。
桐生駅を出発して次の停車駅は伊勢崎駅。
この間に9問目と10問目のクイズが出題されました。
9問目は「岩宿遺跡を発掘した相沢忠洋さんは何の行商をしていた人か」という問題。お恥ずかしながら納豆に行商人だったとは知りませんでした。
10問目は布3枚をつり革から吊るし、「3枚の布の中から伊勢崎銘仙を当てろ」というもの。めちゃくちゃ難しかったです(笑)

10問全ての問題が終了した頃、列車は伊勢崎駅に到着。ここでクイズはありませんでしたが、停車中のドア開放がありました。
伊勢崎を発車後、参加記念品の配布と1号車に乗ってる人達には前橋統括センターの所長さんより両毛線マスター認定証の贈呈がありました。

参加記念品と両毛線マスター認定証はこんな感じ(ツアー終了後に撮影)
列車は駒形と前橋大島を通過し、前橋駅で2分ほど運転停車をして終着駅の新前橋へ。
新前橋駅到着後、乗車プランのみの人達はここで解散。
ヘッドマーク取り外し見学プランを申し込んだ人達は会議室でヘルメットと安全チョッキを着用して高崎車両センターの構内へ移動。

高崎車両センターの構内へ移動し、入庫するA36編成を見学。21日の撮影会ぶりの高崎車両センター訪問です(笑)
検修庫で取り外しするものだと思ってましたが、まさかの屋外での取り外し。



入庫してしばらくは写真撮影タイム。
架線柱の影が被ってますが、あくまでもヘッドマークの取り外しがメインイベントですからね( ・∇・)






しばらくして「両毛線の記念列車なので両毛線幕を出します」という事で両毛線幕へ幕回し。

両毛線幕に変わったところで、矢絣色のA28編成が出庫。
両毛線135周年の日に、前橋を象徴する群馬県庁をバックに矢絣色とヘッドマーク付きA36編成のコラボ、最高ですd( ̄  ̄)


ここで列車番号と表示が「135Y 両毛線」に変更。
両毛線135周年で135yearという意味で135Yだそうで( ・∇・)



そしてメインイベントのヘッドマーク取り外し。
このツアー、販売時に1名限定で取り外したヘッドマークを持ち帰りするプランがあり、このヘッドマークはそのプランの購入者へと手渡されました。

ヘッドマークが外され、見慣れた姿へと戻ったA36編成。
こうして約4ヶ月に及ぶ両毛線135周年HMの掲出は無事に終了しました。
この後は高崎車両センターの前で解散。
久しぶりに快走しながら駅を通過する 211系に乗車し、変化球がありながらも沿線の歴史や特産品を学べるクイズもとても楽しく、あっという間の旅路でした。
企画運営に携わった前橋統括センターの皆様、一緒に参加した皆様、ありがとうございました。