函館 ('03.5.11)

 


旧函館区公会堂の前で、午後6時を迎えた。
ガンガン寺(函館ハリストス正教会)の鐘を聞く。
以前にも書いたが、公会堂は1910年(明治43年)のもので、国の重要文化財に指定されている。
内部は一般公開されている(入館料\300)が、もう午後6時。
閉まってるだろうな、と思っていたのだが、運のいいことに、午後7時まで開いていた(4月から10月まで)。

 

 

ルネサンス調の、優雅な建物である。
シャンデリアをつるす、天井の飾り模様が良い。
ピアノの音が流れる大広間で、ひとり静かに時を過ごす。
何だか今回の旅は、やたら「静かに」とか「ゆったり」とか「のんびり」とかが多い気がするが、そんなに私は疲れているのだろうか?
……疲れている。確かに疲れている。

 


2階のバルコニーから眺める景色がまた良い。

 

 

 


元町公園を通って、中華会館へ。
中華会館は明治43年(1910年)に完成した建物で、純中国風レンガ造りの建物は、日本で唯一だそうだ。

 

大町電停から函館駅前へ戻る。
(ゲーム路銀 -\10,490-\220=-\10,710
駅の時計を見ると、現在6時55分。
で、目の前のボーニモリヤは、7時半まで開いている。

 

    
日本縦断ゲーセン紀行 ルール説明
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥10,710※北海道内はマイナスでも可。

 

今朝看板を見て気になっていた、「アミューズメントパーク」に行ってみた。
しかし例によって、プライズとプリクラとメダルばかりで、ゲーム路銀を稼ぐことはできなかった。
それにしても、デパートも博物館も、けっこう遅くまで開いていて、観光客にとっては便利な街といえよう。

※ボーニモリヤ(棒二森屋)は2019年に閉店。建物は今後建て替えられ、マンション、ホテル、商業施設ができる予定です。

 

午後7時。昨日も行った「ゲームインバルセロナ」へ行ってみる。
『ミスタードリラーG』を3回プレー。
アメリカ編を2回クリアーしたが、3回目は949mで終わってしまったので、トータル-300+2,900。(ゲーム路銀 -\10,710+\2,600=-\8,110

 

 

 

駅前のドトールでひと休み。

 

 

今日は、北斗星2号で東京まで帰る予定なのだが、北斗星は午後9時48分発。まだ1時間半以上ある。
寒いので、とりあえず駅に入る。
これだけ時間があるのだから、夕食を食べようと思ったのだが、駅の食堂は8時クローズ。ゲーセンに行く前に来ればよかった。

 

時刻表を見ると、9時ちょうどに寝台特急カシオペアが出る。
駅裏の道路から、機関車つけ替えが見られるかもしれないと思い、駅を出る。
気温9度。
震えながら5分ほど待って、気がつく。

カシオペアは隔日運転。今日は来ない日!

震えながら駅に戻って、おとなしく北斗星を待つ。

 

 

午後9時30分改札。列車到着は9時39分。

 


今までの「ゲーセン紀行」ではなかなか写真に写せなかった、北斗星カラーのディーゼル機関車。
函館から先は電化されているので、ここで電気機関車につけ替えられる。
ちなみに、函館では進行方向も変わるため、電気機関車は反対側の端に連結される。

 


午後9時48分、寝台特急北斗星2号が出発。
今日は個室寝台「ソロ」に乗ることができた。

 

 


翌5月12日の午前9時40分、終点上野に到着。
ここにも石川啄木の歌碑がある。

ふるさとの 訛(なまり)なつかし
停車場の 人ごみの中に
そを 聴きにゆく

 

 

現在のゲーム路銀
-\8,110

 

「ドラえもん海底列車で吉岡海底駅に行く(吉岡海底)」へ続く)

 

はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部

 



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