停車駅の楽しみ★雪月花2024【後半】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

えちごトキめき鉄道の豪華観光列車「雪月花」に乗ってきました。

熱々の「釜めし」を食べてきました。

前回の料理に続き、今回は停車駅・車両・接客など他の話題。

 

【1】雪月花とは

えちごトキめき鉄道の「雪月花」に、1年半ぶりに乗車しました。

既存の車両を改造した観光列車が多い中、「雪月花」は新しく作られた車両です。

ですから、窓が大きく、空も見上げられます。

雰囲気は異なりますが、2両とも食事をする車両です。

(↑↓上と下の写真は2017年撮影)

車両も食事も豪華なだけあって、24800円と値段も高価です。

それでも満席の日が多く、予約が取りにくい人気列車になっています。

 

 

【2】カウンター付近

飲み物を出すカウンター付近の様子です。

車内販売のポストカード類です↓

ブレていますが、クリスマスツリーです↓

新潟の日本酒も、注文できます↓

記念スタンプ、そして硬券にハサミを入れることができます↓

 

 

【3】糸魚川から乗車

私が乗ったのは、午後の便です。

糸魚川13:59発、上越妙高16:45着の「百年料亭、熱々釜めしコース」です。

糸魚川駅発コース

糸魚川で北陸新幹線を降りて、改札を通ります。

公式ホームページからのネット申込みの場合は、現在は郵送するものはありません。

ですから、えちごトキめき鉄道の改札は、申し込みメールを提示して入ります。

雪月花は特急でなくて「リゾート」表示でした。

観光急行も入線していました。

ちなみに、雪月花に乗るのに「大人の休日倶楽部パス」を利用しました。

JR東日本の端の上越妙高駅から、はみ出した区間だけ別払いです。

自動改札が優秀で、駅員さんの案内で、この2枚を同時に投入して通ることができました。

 

 

【4】観光急行も停車中

雪月花の発車前には、交直流電車の「観光急行」も、糸魚川に停車します。

この日の片側には、兼六のヘッドマークです。

土曜とはいえ、観光シーズンではない寒い冬です。

市振方面から到着した時点では、乗車は4人だけ。

糸魚川から乗って、約12人になりました。

スタンプもありました。

車内販売はないのですが、神社はありました。

 

 

【5】料理を楽しむ

糸魚川駅から、いよいよ雪月花に乗車です。1年半ぶりの乗車です。

豪華な料理は、前回も説明しましたので、写真3枚にとどめます。

《3段の重箱》

繊細な和食が詰まっています。

《釜めし》

直江津駅で、熱々の釜めしが積み込まれます。

《法王のティラミス》

ローマ法王に出されたティラミスです。

詳しく料理をまとめた前回の記事はこちら↓

 

 

 

途中の停車駅の様子です。

【6】筒石駅

トンネルの中の駅、筒石駅です。

珍しい駅ですので、鉄道ファンでない人も、関心が出ます。

階段を上って地上に出る時間はありませんが、少し上まで行く人も。

トンネルを出ると、すぐ海岸になります。

この日は、冬らしく曇りでした。

 

【7】直江津駅

直江津駅で進行方向が変わります。

いろいろな車両がホームに停まっています。

横須賀線色の「スカ色」に塗られた車両もあります。

雪月花に「釜めし」が積み込まれました。

これをホームで見ていると、ぜひ乗って食べたいと思うのでは?

(24800円ですから簡単には乗れませんが、乗るなら釜めしの便に乗るぞ!と決意するのでは?)

そして!

名物となった駅弁の立ち売りも、ホームで実施していました。

この立ち売りは、人吉駅が運休中だから、折尾駅と、力餅の峠駅くらいかな?

妙高高原に向けて発車します。

駅弁の立ち売りの方、そしてアテンダントさんの一部はこちらで降りて、見送ります。

以前に丁寧に応対してくれたアテンダントさんも、降りてしまいました。隣の車両担当だったようで、ひとことしか話できませんでした。

 

【8】二本木駅

スイッチバックで知られている二本木駅でも、ホームに降りることができます。

周辺や駅舎の様子を説明してくれます。

豪雪地帯ですから、スプリンクラーが稼働しています。

 

 

【9】妙高高原駅

妙高高原駅で折り返しです。

12月7日ですから、まだ積雪は少ないですが、ホームにも雪があります。

標高も高く、510mほど。平地より更に寒く感じます。

 

 

【10】上越妙高で終了

新幹線の接続駅、上越妙高で観光列車は終着です。

お土産にラスクが配られました。

次の新幹線まで少し時間があったので、余韻に浸れました。

 

 

【11】高い接客水準

雪月花のアテンダントは、高い接客水準を維持しているのには、驚きました。

1年程度のいわば新人アテンダントでも、すごく立派な接客なのです。

たとえば、乗客をハッキリと名前で呼んでくるのです。事前に名簿をチェックしても、乗客がホームに降りている時でも名前で呼びかけられたのには驚きです。

立派な接客の中身ですが、「ビシッと決めた統一された接客」とでも言えば良いのでしょうか。どの程度丁寧に対応すれば良いか、綿密に打ち合わせたのだろうなと分かります。乗客への口頭での案内も、よどみなく、視線も的確で、繰り返し訓練したと分かります。とりわけ若手男性アテンダントは、訓練を積んだことがハッキリわかりました。

隣の「しなの鉄道ろくもん」のアテンダントは、親身な接客ではあるのですが、それぞれの個性を出して自由に仕事している面がありますが、統一してピシッと接客です。

若手アテンダントさんが多いので、まずは基本的な応対を身に付けてから、個性を出すのは理解できます。

このメンバーのまま、あと2年経ったなら、恐ろしいレベルになりそうな気がします。

 

●雪月花の今までの記事はこちら↓