4泊5日東北地方JR線の旅③行くぜJR只見線【前編】 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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前日仙台から移動してきた

山形のシティホテルで1泊

繁華街の通りに面していて9Fなのに

歩道で騒ぐうぇ~ぃな連中の声が煩くムキー

若干寝不足で目を覚ました3日目の朝ショボーン

ホテルで朝食を済ませ

小雨か雪か分からん天気の中山形駅へ。

この日のスタートは〈山形新幹線〉からニコニコ

 つばさ132号 9:03 東京 

これを選んだのはE8系が運用に入るからです

今日はこれに乗ってまずは郡山まで

山形から郡山までは1時間半程

米沢を過ぎ峠に来ると雪の量も増えてきます。

ミニ新幹線なのでそんなに速くは無いですが

快適性はやはり新幹線ですね。

後ろを気にしなくて良い席を取ってたので

フルリクしてたら寝てしまいましたてへぺろ

気付けば〈東北新幹線〉と合流地点福島駅

ここからは、車内放送も変わり

「今日も東北新幹線をご利用~」となり

新幹線らしい走りを始めます。

快適な新幹線移動も郡山駅まで

未練がましく新幹線ホームの喫煙所で

たばこを吸ってから在来線改札へ移動

他の路線より主張の強い笑い泣き

〈磐越西線〉に乗り換えます。

 普通 11:15 会津若松 に乗車

じわじわと雪深くなってくるも

猪苗代でピークを過ぎ12:30会津若松駅に到着

しかし外は冬の雨ショボーン

乗換え時間は30分程なので急ぎ足で喫煙所へ

最初はSLばんえつ物語に乗るつもりで

指定も取っていましたが

予定を変えたので1週間前に払戻してました。

ところがこの日北の貴婦人の体調が芳しく無く

DL代走となり手数料無しで払戻となガーン

 

ま、過ぎた事を悔やんでも仕方ない。

今日の本命乗車は

ついに乗ると決めた〈只見線〉ですニヤリ

JR全線完乗のためには避けて通れない路線

幾度となくプランは練るもいい行程が組めず

今年、びゅうのツアーでSATONOの車両を使った

旅行商品もありましたが日程合わず断念ショボーン

会津若松から新潟県信越本線小出まで

乗り通せば135.2km4時間42分

運行本数も上下各3便と希薄なダイヤの

34駅各駅停車の路線です。

 

そして、何よりも2011年

東日本大震災に続き、新潟・福島豪雨で被災し

3つの橋梁が消失、多くの路盤が崩壊するという

甚大な被害を受け運休を余儀なくされ

存廃問題の浮上まで持ち上がりました。

しかし、2022年に一部区間を福島県が国へ交渉

し予算を捻出、上下分離という形で全線復旧。

実に11年間乗りたくても乗れない状態だった

それが〈只見線〉なのです。

 

そんな〈只見線〉をただ、5時間近くかけて

乗り通して終わりにして良いのか?

そう感じながら今回の乗車計画を立てました

乗車するのはキハE120 普通 13:05 小出 

秋は、東北屈指の紅葉の名所とあり

かなり列車は混雑したようですが

この日は日曜日でしたが、2両に40人ほど

過半数の鉄道ファンと数人の地元客が乗車

 

2駅先、会津鉄道のとの分岐西会津駅までは

相互乗り入れ区間でそれなりに本数はあります

会津鉄道は沿線に温泉地が点在し

観光地の「塔のへつり」があったり

終点は「尾瀬国立公園」と名所揃い

野岩鉄道に接続し、その先は東武鬼怒川温泉。

会津の観光の一翼を担う地区です。

 

列車はそのまま〈只見線〉を進みます。

会津坂下駅で会津川口発の列車と交換

 

会津若松を出発して1時間

列車は奥会津と呼ばれる地域

会津柳津駅に到着

ホームにはお祝いJR只見線全線運転再開2周年

大きな看板が掲げられています。

この先の会津川口-只見間が11年もの間

運休になっていた区間です。

 

そして、この駅から地元の方が列車に乗り込み

沿線紹介パンフレットを配り只見川沿線の

ガイドを行ってくれました。

そして〈只見線〉と言えばココ

只見川を渡る

第一只見川橋梁

橋梁を見下ろせるビューポイントは

8月に秋篠宮家の佳子さまがお手振りに

お見えになられた場所でもあります。

残念ながら乗車してしまうとその絶景も

見れませんがショボーン

代りにガイドの方が通過のタイミングで

ボードを持ってご案内です。

この先何本もの橋で只見川を渡りますが

いずれの場所もビュースポットとして

名が知れています。

なので、車でこの列車を追いかけ

写真を撮っている人も多く居ました。

 

そして、地元の名産の車内販売。

この日はあわ饅頭食べくらべパックです。

売れ行きは好評のようで

おばさん嬉しそうに走り回っていました。

俺も、せっかくなので一つ購入ニコニコ

 

会津宮下駅には古い木造の待合室や

草に埋もれた転車台なども残っている駅

降りてみたい駅ですが、そんな事すると

今日の目的地にたどり着けなくなるのでアセアセ

 観光客の人に見送られ出発

列車はひたすら只見川に寄り添い

ときには橋を渡り対岸にと進み

谷間の尾根をトンネルで突っ切り

どんどん、雪深い奥地へと分け入ります。

雪化粧で徐々に色彩を失ってゆく車窓

山と川と雪の積もった田畑が過ぎ去り

会津若松から約2時間

ここまで沿線のガイドをしてくださった方の

ガイドも終了です。

車内では拍手で感謝を伝えています

そして会津川口駅に到着。

 

ここで30分の停車がありますので車外に出ます。

ガイドの方は皆さんに

「ありがとうございました」と礼を言いながら

折り返し乗車の列車を待つようです

 

駅舎は地元金山町受託の簡易委託駅

JAや郵便局に観光情報センターと

複合駅舎になっています。

トイレは駅舎の外にあり、終電後に戸締りが

されても利用できるようにしている感じ

そして、喫煙所もこちらに設置です。

駅舎には只見線グッズや、地元の物産等を

取り扱う売店もあり、食料も調達可能。

かさばらないようクリアファイル5種購入。

 

この30分の停車は、乗客のトイレ休憩でも

買い物タイムでもなく

会津若松行きの列車と行き違いのためです。

 会津若松行は結構人が乗っていました。

折り返し乗車の人を加え少し混み合った

車内になっています。

 

行違い列車が来たので車内へ戻り出発

ここまでガイドをしてくださった方が

手を振ってお見送りです。

 

進むにつれ〈只見線〉沿線はさらに雪化粧

会津川口から約1時間さらに雪の積もった

本日の目的地

〈只見線〉只見駅に到着

会津若松からの〈只見線〉福島県内最後の駅

次の停車駅大白川駅は新潟県になります。

運転手交代の10分間の停車。

雪の積もったホームの看板に書かれた

「おかえりなさい ようこそただみへ」

の文字に暖かさを感じてしまいます。

少し写真を撮ってから雪の積もった

構内踏切を渡り駅舎へ

ボイラーで温めてポイントの凍結不転防止を

しているのですね。

駅舎を出ると今夜の宿の送迎が来ていました。

予約時に列車の到着時間を伝えていたので

それに合わせてのお迎えです。

今日は、ここから少し離れた深沢温泉という所で

1泊するので、本日の〈只見線〉乗車はここまで

 

明日は、ここから県境を越え新潟県小出駅まで

〈只見線〉を完乗します。