はじめに
師走に入って本格的に寒くなりましたね。日本海側は雪や雨、太平洋側は晴れてカラッカラという典型的な冬の天気。ただ、18日夜~19日早朝は太平洋側でも初雪が降ったところもあり、うちのほうも雪化粧してました。
しかし『火事や風邪にご用心!』なのは後者エリアだけじゃなく、前者のエリアも…、お忙しいなかではありますが、よい新年を迎えるためにも、十二分にお気をつけくださいませ。
とにかく早いもので、366日あった今年も、残り一週間を切りました。なんかついこないだまで暑い暑いといっていたのに…、やはり秋は短かったですね(*_*)。
さて、鉄趣味の面では今年はあまり出かけらず…。春頃まで主人の体調が優れなかったこともあったんですが…、スタートが5月と出遅れました。
今回は落穂ひろい的記事、今年行った乗り鉄旅等のことをザッと綴らせていただきます。とはいえ、スクロール長くなりそうな…(^^;。お時間ございましたならおつきあいください。
5/11「SLばんえつ物語」~「あいづSATONO」ハシゴ旅
5月半ばの新緑まぶしい磐越西線・新津~会津若松~郡山をおなじみ「SLばんえつ物語」と今年度デビューした観光列車をからめて、駆け抜けてまいりました。
「あいづSATONO」はいまはなき「フルーティアふくしま」の後継車(といっても、カフェ列車ではあらず)、以前青森で走っていた「リゾートあすなろ」の車両(HB‐E300)をリニューアルしたものです。
昨年の秋に「フルーティア」の惜別で磐越西線を乗り通したときは、空模様はちょっと生憎だったんですけど、今回は雨あがりのさつき晴れでばっちり…。「SLばんえつ」からは雪を被った飯豊連峰が、「SATONO」の大きな窓からは磐梯山がよく見えました。しかもこの車両は天井付近に展望モニターがあるので…。
今回は初乗りということで、「SATONO」はグリーン車を奮発しましたけど、乗るだけの列車なら次回以降は普通車でいいかな…?ちなみに「フルーティア」に比べると、切符がえきねっと、駅券売機、みどりの窓口でとれるようになったし、キャパは大きくなったしで、利用しやすくなったと思います。
ただし、この車両は磐越西線固定で運用しておらず、時期によっては南東北の他の路線で走っていることもあり、『運転日注意』です。
7/13 「SLぐんま」でなく、「SLぐんまちゃん」に乗る
7月半ばには上越線のSLに乗りに行きました。家の都合もあって往路だけ乗り、SLの折り返しを待たず帰路に…。このときは主人が昔からの乗り鉄仲間に声をかけ、新潟と神奈川からの二人と高崎で合流。同じボックスで旅を楽しみました。
この日の列車名は「SLぐんまみなかみ」でなく、「SLぐんまちゃん水上」。群馬県のマスコットぐんまちゃんとのコラボだそうで、乗客にはゆるキャラファンとおぼしき人が少なくなかったです。(ココダケノハナシ、シュジンモグンマチャンファンダッタリ…^^)
カマはC61に12系客車、高崎~水上間の普通列車が211系ロングシートで運用されている現在では、希少性が高いといっていいでしょうか。ただし乗車には指定券が必要ですが。JR東日本もSLを含む観光列車の指定席料金を、昨年秋から840円に上げています。ちょっと時間はかかりますが、旅らしい気分を満喫したいのなら、840円払っても惜しくないですよね?
そうそう、SLのほかにELやDL牽引のラインナップもあったんですが、その運用についていた5両が今秋限りで引退になったようです。よって今後はSLだけの運用になるわけで…。しかし、客車のことを含め、高崎の客レがどうなるのかちょっと気がかりではありますね。
10/26 「SLパレオエクスプレス」今年は一度だけの対面
実家のある埼玉の東◯山からなら、熊谷駅へのアクセスは路線バス一本。10月下旬に帰省した際に秩父鉄道C58に対面、見送りました。ただ、その日の昼すぎには古河に帰らねばならなかったので、午前中に急いで出かけました。
ホームに入るため、駅の窓口で久々に入場券を購入します。170円だったのか200円に値上がり。が、出てきたのは硬券じゃないですか~!数年前(確か交通系ICカード導入した年)に入場券を買ったときは軟券でがっかりしたものですが…。正直なところ値上がりはチョットと思いました。…でもまあ、硬券ならうーーん、許しましょうか。(^^;
さて、この日はC58、後藤式デフをつけていたんですよね。昭和19年(1944年)生まれの『彼』は今年80歳の傘寿、そのお祝いを兼ねて10月中モード変えで装着したそうです。
かつてこのタイプのデフをつけたときは『JNR』のロゴが入っていたけど、今回は『標』…、あとで知るには後藤式デフの標準形を意味するらしいです。
そういえば、改札前にSLの当日券の売場が出ていたけど、残席がそれなりにあったのでしょうね。いまは1100円也と高くなっちゃって…。整理券方式の頃がなつかしいです。
C58とは15分ほどの"逢瀬"…。煙が勢いよく上がるといよいよ発車です。今年は11月半ばで運転が終わるそうで、残念ながら乗りにくる時間はなさそうです。初秋にかけても真夏並みの暑さで、お出かけする気力さえわかなかったもので…。力強い汽笛に「来年は絶対乗りにくるよ~!」と心のなかで答えながら、汽車が行くのを見送りました。
おしまいに
……ここまで読んでくださったかたいらっしゃったら、恐れいります、ありがとうございました。鉄旅のレポというよりは乗りに行った列車、車両や路線のことについて思ったことを綴っただけって感じになっちゃいましたねf(^^;。
そういえば、先刻取り上げた秩鉄のパレオもですが、宇都宮ライトレールとうとう乗りに行けなかったな…。近場はいつでも行けるからって、つい後まわしにしちゃいがちなんですよね。
来年早いうちに行きたいです。たぶん、日光おろし?那須おろし?が冷たいでしょうが、熱々のギョウザで体を暖めれば。できればスギ花粉飛ぶ前に決行したいな~。
ということで、今年はこの記事をもって、弊ブログは『仕事納め』とさせていただきます。
一年間おつきあいありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。なお、新年は松飾りが取れる前にはお届けしたいと思います。
ではでは皆さん、よいお年をお迎えくださいね~(^o^)/。