前回投稿しましたKATO製のEF65-1000・旧製品の特急色で、JR貨物仕様として装着していたナンバープレートの車番に思わぬミスがあることが判明しました。早速、改善処置を施しました。
前面に青色ナンバープレートを装着したJR貨物仕様のEF65-1124(中央)が当該機です。1124号機と言えば、JR西日本所属のトワイライト色に塗装された有名機であり、JR貨物には存在しない車番でした。
ウイキペディアの「国鉄EF65形電気機関車」にて、「JR貨物所有機のナンバープレートの色について」の項に適用車番の記述があり、必要事項だけを抜粋して記述します。
【1990年頃に変更】
・1056号機:前面プレートを青色に変更
・1061号機:前面プレートを青色に変更、後年の更新工事の際に別色に再変更
・1062号機:前面プレートを青色に、側面プレートをクリーム色に変更
【2000年以降、JR西日本→JR貨物に売却後に変更】
・1121号機:前面プレートを青色に、側面プレートをクリーム色に変更
・1122号機:前面プレートを青色に変更
・1137号機:前面プレートを青色に、側面プレートをクリーム色に変更
(注)特記以外の側面プレートは青色のままで変更なし。
【2012年以降の変更】
国土交通省の省令改正に対応して、JR貨物機は1000番台→2000番台に変更
そこで、ナンバープレートの手持ちパーツから、上記車番に該当するものを探してみました。
品番3051-1の添付パーツにズバリEF65-1056がありました。実機の1056号機は前面/側面とも青色プレートなのですが、青色は2枚しかありません。妥協策として側面にはクリーム色プレートで代用することに(僚機には存在)します。
下回りを取り外したボディから、従来装着の1124号機のナンバープレートを取り外しました。ナンバープレートは、微量のペーパーボンド(粘着力が弱い)を取付ピンに絡ませて装着してあるだけです。先の尖ったピンセットの先端で、ボディの内側から取付穴を突くことでナンバープレートが浮き上がり、簡単に取り外すことが出来ました。なお、この際に運転席側の前面窓ガラスを取り外しておく必要がありました。
この状態で、新しいナンバープレートの取付ピンに微量のペーパーボンドを絡めて装着しました。ナンバープレート装着後に前面窓ガラスを元通りに嵌めておきます。
側面のナンバープレートも同様に装着しました。
下回りを組み付けて、JR貨物仕様のEF65-1056に改番できました。
これで3両並べても問題ありません。
突然、エラー(車番の選択ミス)が判明しましたが、何とか解決出来てやれやれです。
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