仙石線の新型車両E131系について【気になる点も…】 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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ついに、というか、ようやくというか仙石線に新型車両E131系が導入されます。

JR東日本HPより

 

JR東日本からのクリスマスプレゼントになったのですが、概要を少し掘り下げていきます。

railf.jpより

今回投入されるE131系は2020年から房総半島で導入され、首都圏で徐々に勢力を拡大している形式です。

ワンマン運転可能な車両として設計されており、今回は中古車ではなく、新型が導入される大きな要因の1つです。


東北地方は交流電化区間だと思っている方も多いですが、元は私鉄だった仙石線は直流電化されており、103系や205系など首都圏から中古車が転属してくる場所となってきました。

当初は京浜東北線E233系が転属してくるのではないかと噂されていた時期もありました。


予定では2025年度冬頃からの営業運転を目指しており、非貫通型先頭車かつ4両固定ということで、共通の特徴を持つ相模線用500番台がベースになると考えられます。


ところでイメージ写真を見ると相模線用に比べると貫通扉が完全に省略されているせいか、ややダサくみえるのは私だけでしょうか?

実物がわからないものの部品を共通化するため実用性重視ということのようです。

ちなみに快速石巻という運用は今現在205系にはありません!!w


最も気になっているが導入数です。
リリースによると14編成56両が投入されるとなっていますが、205系は16編成が在籍しています。
2024年になぜか1編成が廃車になっているので本当は17編成がありました。


東日本大震災前は19編成があり、2編成が被災しています。

 

 

2015年に開業した仙石東北ラインによって快速運用は全てHB-E210系が肩代わりするようになったので、被災分はこちらがカバーしたような形です。

なおこちらは2両8編成が導入されましたが、基本4両編成で運転されるので実質4編成の導入となります。


多少減ることは予想していましたが、まさかこんなに削減するとは思いませんでした。

なぜなら運用が平日14運用、休日12運用のため、現在のままだと平日は余剰編成が0になってしまいます。
運用を合理化するのか本数そのものを減らしてしまうのかは謎ですが、拡幅車体によって乗客を今以上に積めるので本数を削減する可能性が高いように思えます。


いずれにせよ、205系の故障が多く、限界を感じていたので地元民としては安定輸送が確保されるのは嬉しく思います。