写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2915列車 「 甲107 JR貨物 EF210-364の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

メリークリスマス!

 

今宵はクリスマスイブでございます。

 

クリスマスイブのイブがイブニングの略なのは

皆様ご存知の通りでございましょう、が。

 

クリスマスデイは25日なのだからクリスマスの

夜は25日の夜なのでは?と疑問に思います。

 

これ、実はキリスト誕生の時代では日没こそが

日付け変更時とされていた事による名残りで

ございます。

 

24日の日没から25日の日没間際までが聖誕祭

という事になる、と聞いて驚きました。

 

そんな雑学は人生において然程有用では無いの

かも知れませんが、聖夜にホテルへしけ込んだ

際にでもおねいさんに披露してみて下さい。

 

因みにウチのカミさんに話してみたら、軽〜く

あっそ、と流されて終わりました。

 

 

さて、今回の更新は川車にて落成した甲種輸送

につきましてのご報告とさせていただきます。

 

この日は押桃の甲種があるよ、という事で

午後、いつもの麦酒工場裏へ布陣致しました。

 

 

2024-12-12 9866列車

EF65 2096が牽きますEF210-364の新製出場

甲種輸送を仕留めておりました。

 

このショバもまた晩秋から初春にかけてはほぼ

逆光気味というアカン光線になりますが、他に

サイド寄りの構図でスッキリ狙えるショバが

無いので、つい多用してしまいます。

 

 

2024-12-12 9866列車

初手はもう、背景が真っ白く飛んでしまう程の

光の洪水になる逆光ですが、無理矢理に2両の

釜を捉えてご挨拶させていただきました。

 

数日前の381系配給とあまり変わらない構図で

撮影致しましたが、光線の違いで全く異なる

絵面になるのが写真の面白い所。

 

ただ、情景ならば兎も角ワタクシみたいな編成

記録撮影を志す場合は、逆光だと厳しい成果に

ならざるを得ません。

 

ですから挨拶を済ませたらすぐにレンズを引き

フレームを再構築致します。

 

本命はこの次、でございます。

 

 

2024-12-12 9866列車

今回の決めコマ。

 

改めまして、EF65 2096が川車で落成した押桃

EF210-364を新鶴見まで輸送する場面。

 

逆光を避ける為にサイドへ寄せて、また編成を

見やすく撮影すべく組みました構図にて入魂の

一コマをものに致しました。

 

巻頭コマはこのまま構図をスライドさせました

次のコマを据えております。

 

牽引を担うEF65 2096は東武60000系を牽き

来阪したまま、吹田機関区で復路の機会を暫く

待っておりました。

 

甲種を牽いて来て甲種を牽いて帰る、効率的な

運用でございます。

 

 

2024-12-12 9866列車

オマケ。

 

前面窓が養生された輸送状態のEF210-364が

PFに牽かれます連結部をクローズアップした

撮影も致しました。

 

押桃も第二全検を受けた際にはスカートが車体

裾部の濃いグレーと同色化するのでしょうか。

 

未だ、新製時には淡いスカートを履く押桃を

眺めながらそんな事を考えました。

 

最初の全検では車体の塗り直しはしないので

今後12年はこの姿のまんま、な訳ですね。

 

 

2024-12-12 9866列車

今回の〆。

 

ケツショットは注意を払い、前回の失敗を克服

致しました。

 

ヘッドライトはLED化されている為に球部が

白くなっているのが遠目からでも判ります。

 

 

続々と増殖するEF210-300番台。

 

以前は伯備線にも転用、と噂が上がりましたが

結局は新たに別形式だか番台だかが新製という

話になったらしい、と噂を耳に致します。

 

真偽不明なお話ですが、仮定として考えた場合

PFや鮫を駆逐して押桃の製造は終了するのか。

 

はたまた更にその先があるのか?

 

アレコレと夢想しながら、聖夜を一人寂しく

お布団で過ごすのでございます…

 

右手が恋人!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!