週末パス飯山線日帰りの旅 上野〜六日町〜長野〜東京【その2】

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この記事は【その1】の続きです。

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前回に続き、JR東日本の「週末パス」を使って東京から上越線、飯山線、しなの鉄道などを経由して日帰り旅をしたときに利用した列車などをご紹介します。

前回記事では上野駅から高崎線、上越線、ほくほく線、飯山線を経由して長野県最北の駅、森宮野原駅までやってきました。

森宮野原駅

訪問時はトンネル工事のため、森宮野原駅〜戸狩野沢温泉駅間がバス代行運転となっており、新潟県側から来る列車は当駅止まりとなっていました。

森宮野原駅

森宮野原駅から戸狩野沢温泉駅まで代行バスで向かいます。

使用されている車両は小さなマイクロバスでしたが、定員に余裕のある状態で森宮野原駅を出発しました。

森宮野原駅

代行バスが走行する道路も飯山線と同じように千曲川と並行しています。

途中駅の横倉、平滝、信濃白鳥、西大滝、桑名川、上桑名川、上境にも立ち寄りましたが、乗客の乗り降りはありませんでした。

乗客のほとんどが飯山線乗車目的の観光客だったようです。

森宮野原駅

戸狩野沢温泉駅に到着し、長野行きの列車に乗り換えます。

戸狩野沢温泉駅

普通列車の長野行きに停車していたのは「おいこっと」カラーのキハ110-235でした。

戸狩野沢温泉駅

列車名「おいこっと」の由来は東京のローマ字表記(TOKYO)を逆読みしたもの(OYKOT)で、東京との対極といえる故郷、田舎の風景をイメージしてほしいという思いから名付けられています。

戸狩野沢温泉駅

先頭部と側面ドア横には、雪ん子をモチーフにしたイラストが描かれています。

戸狩野沢温泉駅

列車は2両編成で長野側のもう1両は通常カラーのキハ110-225でした。

戸狩野沢温泉駅

2025年1月の戸狩野沢温泉駅も深い雪が積もっていました。

2025年1月の戸狩野沢温泉駅

おいこっとの車内は古民家風のデザインで、土休日には臨時快速列車で運行されており、乗車には座席指定料金がかかります。

おいこっとの車内

今回は料金不要で乗車できてラッキーでした。

他の乗客は特別車両と思ったのか、先頭の一般車両に集まっていたため、貸切状態で戸狩野沢温泉駅を発車しました。

おいこっとの車内

引き続き千曲川に沿って長野駅を目指します。

飯山線の車内から撮影した千曲川

進行方向に向かって左側に乗車すると眺めがよいのでおすすめです。

飯山線の車内から撮影した千曲川

飯山線は季節や天候により様々な車窓を楽しめます。

2025年1月の飯山線車窓

1時間20分程度の乗車で長野駅に到着しました。

長野駅

長野駅には信州カラーの211系が停車していました。

長野駅

今朝乗車した高崎エリアの211系(湘南カラー)の色違いです。

高崎駅

JR東海の静岡エリアで使用されている211系は2025年3月までに全車引退予定で、すでに多数が廃車になっています。

高崎や長野などで使用されているJR東日本の211系は屋根上のベンチレータを撤去する改修工事が進捗中で、もう少し活躍を見ることができそうです。

JR東海の211系

JR東海 静岡エリア 211系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

▼クリックして再生

長野駅からはしなの鉄道に乗車して軽井沢駅を目指します。

長野駅

撮影時の2022年11月ではまだ115系をたくさん見ることができましたが、現在はSR1系への置き換えが進み、見かける機会が減っています。

長野駅

今回はSR1系の快速列車に乗車して軽井沢駅に向かいます。

長野駅

乗車する車両はSR1系の中でブルーのラッピングが施され、ロングシートとクロスシートを転換可能なデュアルシートを備える「ライナー車両」です。

長野駅

快速列車の利用には座席指定料金が必要ですが、運賃は「週末パス」のエリア内に含まれています。

この快速列車は途中戸倉駅と上田駅のみに停車し、軽井沢駅までの所要時間は1時間程度という特急並みの速さでしたが、現在は夕方の運行はなくなっています(途中の上田駅までの列車はあり)。

ライナー車両の車内

軽井沢駅ではかつて横軽越えで活躍した機関車EF63形の横に到着しました。

軽井沢駅

軽井沢駅から東京方面に在来線の線路はないため、最後は北陸新幹線を利用して東京駅に戻ります。

在来線のみで東京に戻るには、しなの鉄道途中の小諸駅から小海線に乗車して小淵沢駅で中央線に乗り換える方法があります。

今回利用した快速列車が小諸駅を通過するため、新幹線を選んでいます。

軽井沢駅

以上2回の記事にわたって、JR東日本の「週末パス」を使って東京から上越線、飯山線、しなの鉄道などを経由して日帰り旅をしたときに利用した列車などをご紹介しました。

旅行に出たのは2年前でダイヤや使用車両は変わっていますが、現在も同じように1日で飯山線に乗車し東京に戻る行程を組むことができます。

 

06:26 上野発 08:15 高崎着 高崎線

08:25 高崎発 09:31 水上着 上越線

09:43 水上発 10:15 越後湯沢着 上越線

10:41 越後湯沢発 11:18 十日町着 ほくほく線

11:43 十日町発 14:39 長野着 飯山線

15:05 長野発 16:10 小諸着 しなの鉄道

16:30 小諸発 18:51 小淵沢着 小海線

18:56 小淵沢発 22:17 新宿着 中央線(途中、甲府と大月で乗り換え)

 

後半の小海線から中央線の乗車時間が長いので丸一日の乗車となりますが、新幹線や特急「あずさ」を利用すれば時間短縮でき、途中での滞在時間を確保することもできます。

青春18きっぷだと新幹線や特急列車の利用ができないため、一部の私鉄が使えて柔軟な選択肢を取れる「週末パス」のほうが利用しやすいと思います。

これからの冬の季節は豪雪地帯を走る飯山線の車窓は全く違った装いになりますので、近々再訪してみたいと思っています。

 

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