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今回の記事は少し趣向を変えて、JR東日本の「週末パス」を使って東京から上越線、飯山線、しなの鉄道などを経由して日帰り旅をしたときに利用した列車などをご紹介します。
JR東日本の「週末パス」は、正月、ゴールデンウィーク、お盆の期間を除く土休日に利用可能なフリーきっぷです。
連続する2日間フリーエリア内のJR東日本の路線が乗り放題になるほか、富士急行や北越急行などの一部私鉄も利用可能となっています。
別途特急券を購入すれば、特急列車や新幹線も利用可能です。
今回の行程は上野駅を出発し、高崎駅、水上駅、六日町駅、長野駅、軽井沢駅を経由して東京に戻る日帰りです。
旅に出たのは2022年の11月で、最初は高崎線のE231系に乗車し、高崎駅を目指します。
乗り換えなしで高崎駅に到着しました。
新幹線に乗ると40分程度で到着しますが、在来線の普通列車だと1時間50分程度かかります。
高崎駅は新幹線のほか東西南北に向かう在来線と上信電鉄が発着する交通の要衝です。
今回は北に向かう上越線に乗車します。
6番線に停車していたのは211系4両編成の水上行きです。
沼田駅を過ぎると上越国境が近づくため、列車は山間を走行します。
約1時間の乗車で群馬県北部の水上(みなかみ)駅に到着しました。
水上駅には人気列車「SLみなかみ」号も発着します。
水上駅には蒸気機関車が折り返すためのターンテーブルがあり、作業風景を見学可能です。
水上駅からは新潟エリアで使用されているE129系に乗り換えてさらに北を目指します。
水上駅から新潟方面に向かう列車は運行本数が極めて少なく、平日は1日5本、土休日は8本のみとなり、4時間程度間隔が開くこともあります。
今回はスムーズな接続でした。
別の記事を投稿していますが、2025年1月にも水上駅を訪問したところ、雪景色になっていました。
駅の構内はどこまでが線路なのか見分けがつかないほどになっています。
水上駅を発車すると車窓はさらに山深くなり、利根川や湯檜曾川を橋梁で越えて上越国境を目指します。
群馬県最後の駅となる土合駅の下り線ホームは地下にあり、地上まで486段の階段を上がる必要があるため、10分程度の時間がかかります。
トンネルを抜けると新潟県に入り、越後中里駅付近には旧型客車が留置されています。
スキー場の休憩所として利用されていたそうですが、現在も使えるのかよくわかりません。
清水トンネルを越え新潟県に入ると積雪量がさらに増え、土樽駅は建物の屋根に2mくらいの雪が積もっています。
六日町駅でほくほく線に乗り換えます。
ほくほく線は第三セクターの路線ですが、「週末パス」のフリー区間に含まれています。
今回の旅の目的である飯山線は新潟県側で越後川口駅から発着しています。
そのまま上越線で向かっても間に合いましたが、せっかくなのでいろいろな列車に乗りたいと思い、ほくほく線を利用しています。
下の地図のようにほぼ直線で六日町駅から十日町駅までショートカットしています。
十日町駅で今回の旅の目的である飯山線に乗り換えます。
乗車した列車はキハ110系の1両編成でした。
飯山線は全線にわたって信濃川(長野県側では千曲川に名前が変わります)と並行して走ります。
30分程度の乗車で森宮野原駅に到着しました。
森宮野原駅は新潟県境に接する長野県最北にある駅で、1945年に観測された国鉄(JR)の日本最高積雪地点(7.85m)を示す標柱が設置されています。
2025年1月の訪問時には全体の1/4程度、2mくらいの雪が積もっています。
2025年の上越線・飯山線・アルピコ交通・中央線1泊2日の旅は、次の動画でご覧いただけます。
▼クリックして再生

訪問時はトンネル工事のため、森宮野原駅〜戸狩野沢温泉駅間がバス代行運転となっており、新潟県側から来る列車は当駅止まりとなっていました。
ここまでのルートでは列車の接続がスムーズで、待ち時間はほとんどありません。
六日町駅〜十日町駅でショートカットした分、十日町駅で時間の余裕があり食事を摂ることもできました。
次回記事【その2】では代行バスと飯山線で長野駅に向かった後、しなの鉄道などを利用して東京に戻ります。
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