今日は再びの自作2ハンドルコントローラーです。ブレーキに続いてマスコンも段数倍増、10ノッチになりました。ブレーキと同じように..とは行かなかった部分がありますし、別の工夫も入れています。
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先日常用ブレーキ段数を倍増した自作2ハンドルコントローラー↓、今度は左のマスコンも5→10ノッチに倍増、やはりやることになったか😁。40年近く前に作ったものをブラックフェイス化などアレンジし直したものですが、アナログの機器ながらJUMP制御という機能によりDCC運転が可能です。DCC自動運転列車走行中にコントローラーによるJUMP制御列車=アナログを混ぜることも出来ます。マスコン10段は電車にしては多過ぎ、機関車にしてはちょっと足りないといったところか😅?。
ブレーキと同じ15度ピッチのデカいロータリースイッチ;1回路16接点を追加購入し、小さいの=これまでの5ノッチと交換します。写真は仮取付(右)したところです。
ロータリースイッチは切換えるときにカチカチと抵抗を感じるようになっていますが、バネが右側の黒い突起を歯車に押し付ける構造でした。ブレーキの時はこのバネを伸ばし、抵抗を弱くしてブレーキ弁っぽく~上手く行きましたが、
マスコンはブレーキよりカチカチ抵抗が強くていいけどなお強過ぎる と思ったので伸ばしたら..失敗、伸ばし過ぎちゃいました😅。元に戻すのは難しいので..
手持ちのバネをアレンジしました。線が少し細い分加工はやり易く、イイ感じに調整出来ましたがひと手間増えた~😅。また矢印のようにビスを打ってストッパーとし、5接点を放棄してノッチ10段+Offの11接点として使います。ブレーキと同じくマスコンハンドルを180°以上捻るのは美しくないからです。マスコンは時計回りで進段としている(ブレーキと逆回し)ので、ビスを打つ位置が異なります。丁度バネの奥位置になってしまい、ナットを入れるのに苦労、毎度同じように とは行きません😅。
青色ケーブルの配線はブレーキと類似になります。
前回考えたピンヘッダーに抵抗を挿し込む構造、左のブレーキ用だけでしたが右にも抵抗を挿し込むことになりました。マスコン用も準備していたので、使いたくなりますよね~😁。抜き差しだけで抵抗値の設定を変えることが出来る=ハンダ付け不要になるので、どの抵抗値でどれくらいの加減速になるか?トライアンドエラーによる設定がやり易くなります。マスコンはブレーキより1段少ない10個、1ノッチでは全ての合計抵抗値になり、2,3・・・と1個分ずつ減って行きます。
ブラックフェイスの操作パネルも印刷し直してマスコン10段仕様に交換です。先日ブレーキ10段化でやったばかりなんですが..😅、全てバラシての作業、結構手間がかかります。
もう1つ工夫したのがこのロータリースイッチ、4回路3接点で、KATOの古いパワーパック(No.255)に付いていたもの、本体は大昔に壊してしまったので流用しています。パワーパックと同じく前進/後進を切換えるスイッチで2回路を使っていましたが、今回遊んでいた右半分2回路に配線を追加しています。
これは前進(Fow)/後進(Rev)時には電源が入り(右側のPowerインジゲーターが点灯)運転出来ますが
中立=Stopの時は電源が切れる(Power消灯)ように=電源スイッチの機能を持たせよう でした。この機器はトランスやトランジスタなど別の箱に入れていて4ピンのコネクターで接続する構造にしているんですが、模型エリアの照明電源と共通のため、コントローラーを使っていなくてもずっとPowerが点きっぱなしだった😅、これを解消できました。4ピンだから4回路Offに出来たら一番いいんですが、回路数が足らずでした。
再び最初の写真~マスコン、ブレーキ共に10段になってテスト運転してみました。各抵抗値は仮決めですが、これまでの実績値を参考にしているので最初からまーまー使える設定にはなっています😁。たまたま出ていたGM西武新2000系でテストしたんですが、加減速率の高い通勤電車は中間ノッチを使いません😅。なので今回は動作確認だけ、今度は機関車など別の車両でテストしてみたいと思います。
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