黄色のキハ40系に揺られて14時30分過ぎの油津駅に着きました。次に乗るのは15:43発の海幸山幸4号です。1時間ほどタイムラグがあります。
油津駅は広島東洋カープのキャンプ地が近いためカープ油津駅の愛称がつけられています。ちなみに南郷駅は埼玉西武ライオンズのキャンプ地が近いためライオンズ南郷駅の愛称がつけられています。
写真のようにカープの公式マスコット「スラィリー」も設置されています。
カープのキャンプ地の写真です。天福球場というそうです。写真にも載っているようにカープ一本道という愛称がついています。
15:40ごろに海幸山幸4号のキハ125系400番台の2両編成が入線してきました。
予約したときは北郷からしか指定席を取っていなかったため最初は2号車の海幸車両の前3列にある自由席に座り、北郷から1号車の事前に取っておいた山幸車両の指定席に移ります。海幸山幸の座席は2+1列になっています。
最初に座った2号車の座席です。海幸車両のため青を基調にした市松模様の座席です。
15:43 海幸山幸4号は定刻通り油津を発車します。
4分で日南に停車(15:47発)日南を出て6分で飫肥に停車します(15:53発)車体の外観に取り付けられている飫肥杉はその名の通り飫肥地方の杉を使用しています。
飫肥を出ると内之田を通過し北郷に着きます(16:03発)指定席券の有効範囲が始まるので1号車に移ります。
車両間にあった山幸と海幸ののれんです。
1号車の座席は山幸車両のため渋めの赤を基調にした唐松模様の座席です。
北郷を出ると海幸山幸では珍しい25分間ノンストップです。
25分間走り抜け青島に着きます。発車時刻の16:29になっても発車せず、少しすると
「強風のため運転を見合わせます。運転再開時刻は未定です」
というアナウンスが流れてきます。宮崎にくると幸運がないらしい。
暇なのでホームに降りてみたり、外観を撮ってみたり、車内探検をしてみたり、内装を撮ってみたりして時間をつぶします。
結局80分ほど立ち往生したあと17:50頃に徐行で運転再開です。「徐行運転での再開のため遅れが拡大する可能性があります」とアナウンスが流れました。
子供の国を17:55頃、田吉を18:05頃、南宮崎を18:10頃に発車すると終点の宮崎には所定16:53から約100分遅れの18:35頃に着きました。JR側のせめてもの配慮なのか18:33発のひゅうが8号を接続待ちさせ乗り継げるようにしていたようです。
宮崎(ひゅうが8号)延岡(普通列車)佐伯(普通列車)大分(ソニック60号)小倉・博多
という風に30分ほど遅れてはいますが行けるようになっていたようです。
定刻通りであれば宮崎17:31発のにちりん20号小倉行きに接続していましたが、遅れのためもちろん置いてけぼり。にちりん最終列車のため後続列車に振り替えとはいかず大変だったようです。後続はひゅうが10,12,14,16,18号延岡行きの6本だけです。
すっかり薄暗くなった宮崎駅です。これからホテルで1泊し翌日博多に戻ります。