写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2910列車 「 梶原築堤で優等列車たちを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

お寒ぅございます。

 

え、懐がですか?いえいえ、ワタクシの懐は

もう年中スカンピンでございますのでわざわざ

申し上げる事ではありません。

 

気温の方でございますよ。

 

関西でも山間部などは早朝、積雪したみたいで

日中も雨になったりみぞれったりしながら時折

晴れ間も見える、そんなお天気となりました。

 

そろそろ冬将軍の出陣なのでしょうか。

 

冬ここ一番の寒さの折には、冬将軍と申して

寒さを表すのですが、夏将軍や春将軍は何処?

 

四季を司る四天王の中でも奴は最弱…などと

冬将軍に言われて、リストラされちゃったの

かもしれませんね。

 

春将軍なら是非我が家に再雇用して、マリネラ

みたいな常春の家にしたい所でございます。

 

因みに冬将軍の語源はロシアの民間伝承からと

聞いておりますが、寒さがアホみたいに厳しい

彼の国でこそ生まれた概念なのでしょう。

 

 

さて、今回の更新は冬の寒さがまだ緩い12月の

上旬に梶原築堤へ布陣した際、撮影致しました

優等列車たちをまとめたご報告でございます。

 

この日は甲種輸送の撮影という事で、お仕事を

午前だけ休んだのですが家族には勿論内緒。

 

いつもと同じ時間に自宅を出て、ショバまでは

来たものの凄ぇ長い時間を持て余してしまい

手慰みに練習撮影を楽しむ事と致しました。

 

 

2024-12-07 281系9両

増結3連も281系となる、オール281系関空

特急はるかでございます。

 

271系が殆どの便で関空側先頭に立っている為

特急はるかが281系だけで9両となるのは中々

見ない組成となります。

 

レアか、と問われれば否と答えますが、先ず

狙って撮影となると面倒な被写体。

 

そうした意味では撮れて良かった一本でした。

 

全般検査を受けた編成から順次解除されるとの

話を聞いております、ハローキティの装飾です

が、現状では殆どの編成が未だこの様な姿の

まんまでございます。

 

キティ好きの皆さまは今の内に撮影した方が

良いかもしれませんね。

 

 

2024-12-07 HOT7000系5両

振り子式気動車特急、という破格の性能を有し

関西と鳥取を結ぶスーパーはくとを狙います。

 

窓割りを見るに前から4両目にグリーン車

繋いでいる模様でございます。

 

関西では新快速が時速130キロで走りますが

このスーパーはくとも新快速にケツを突かれる

事もなく、爆速で駆ける気動車でもあります。

 

 

2024-12-07 キハ189系3両

キハ181系から播但特急のバトンを受け継いだ

はまかぜに充当されるキハ189系

 

最小の編成単位である3両組成でございます。

 

カニシーズンに入り山陰方面への需要はあると

思うのですが、日曜なのに3両というのは中々

強気な、いや逆に弱気な姿勢にも思えます。

 

いつもなら6両で運行しているイメージですが

観光列車のはなあかりへ改造された分の皺寄せ

なのでしょうか。

 

 

2024-12-07 287系3連

白浜方面へ向かう特急くろしおも、まさかの

3連でございました。

 

流石に今の季節、荒れ狂う高波な印象がある

太平洋脇を走る紀勢本線へ旅客需要が人気、と

まではいかないでしょうから3連もアリなのか

はたまた別運用が絡んでいるのか。

 

情弱なワタクシには判りません。

 

 

2024-12-07 683系9連

北陸からの旅客を取り込めているのか、白亜の

車体が眩しい683系は強気の9連となります。

 

流石に9両だと構図も厳しく、9両目は木立に

引っ掛かってしまいました。

 

この構図で有効なのは8両まででございます。

 

 

2024-12-07 683系12両

お次のサンダバは、付属3連を付け足した長い

編成でやって来ました。

 

急遽、対応すべく構図を変えて仕留めますが

やはり12両目は木立の中へ…

 

上手く行かないもんでございます。

 

6連くらいだと丁度収まり具合が良いのですが

中々そう都合よくはいきません。

 

と申しておりますと。

 

 

2024-12-07 283系6連

今回の〆。

 

梶原築堤を駆け抜けるイルカ顔先頭の283系

 

定番となる編成構図で撮るのも良いのですが

やはりお山の色付き具合を意識致しましての

サイド構図を選択してしまいました。

 

イルカ顔って真横からの絵面が一番映える様な

気も致しまして。

 

 

最後に良き被写体を仕留めたコマを据えまして

この更新の〆と致しました。

 

向日町と宮原に挟まれた区間ゆえか、回送も

含めて実に多様な形式の特急車両が通過する為

撮影していて楽しい朝のひと時。

 

冬光線も相まってこの時期は快晴だと実に良い

成果が期待出来ます。

 

いずれこの付近に新駅が出来る、という話も

ありますし、良き光景も記録出来る内に仕留め

ておきたいものでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!