北信濃ワインバレー列車、素敵な接客 | 車内販売でございます。

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車内販売を17年で12000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

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長野電鉄の「北信濃ワインバレー列車」に、乗車してきました。

 

【1】北信濃ワインバレー列車とは

長野電鉄は、長野駅から須坂、小布施、信州中野を通って湯田中駅まで走っています。

距離は33.2km、特急に乗れば約45分で結ぶ私鉄です。

この長野電鉄には、小田急ロマンスカーとして走っていた10000形「HiSE」が譲渡されて、現在も走っています。運賃に加えて、追加の特急料金100円だけで、ロマンスカーに乗れるのは、魅力的です。

このロマンスカーのうち、土曜休日の1往復が、景色が良い場所で徐行する「ゆけむりのんびり号」となり、45分のところ1時間10分かけて走ります。

そしてその4両編成の1両だけが、ワインを楽しめる予約制の「ワインバレー」車両になります。 

公式ホームページから、6500円で申し込めます。1人申込でも4人用座席を占拠となる関係で、1〜2人申し込みの場合は1000円増しの7500円になります。

 

【2】往きのA特急

新幹線を長野駅で降りました。

長野電鉄で、湯田中駅に向かいます。

乗ったのは、停車駅が少ない「A特急」です。

停車駅は、長野→権堂→須坂→小布施→信州中野→湯田中です。

特急料金100円を加算した切符を購入。

観光列車に乗るためでも、片道無料にはなりません。

小田急ロマンスカー「HiSE」は、やはり先頭の展望席が人気です。(先頭車両は指定席)

後ろ展望もほぼ埋まっていましたので、私は乗客ゼロの2両目に着席。

発車数分前には、地元客らしき人たちがどんどん座り、2両目は12人になりましたけど。

途中の須坂駅では、同じロマンスカーHiSEなのですが、ワインバレー用に内装を改造した回送車両を追い抜かしました。

A特急は停車駅が少ないこともあって、車掌がグッズの車内販売に来ます。

私はハンカチを購入しました。

 

【3】湯田中駅

雪が舞い散る湯田中駅に到着しました。

けっこう寒いです。

折り返しのA特急に乗る客が長い行列を作っていました。

その半数以上が外国人でした。インバウンド需要、すごいです。

湯田中駅では、特急「ワインバレー」に乗るまでに43分の余裕があります。

駅の足湯は、残念ながら工事中で利用できませんでした。

ポケモンGOをしたり、買い物したりして過ごしました。

駅の改札ヨコの店で買い物しました。

アップルパイとおにぎりです。

アップルパイは500円だったのですが、リンゴがたくさん入っていて、美味しかったです。

高いだけのことはあります。買って良かったです。

なお、このお店は現金は使用できません。私はクレジットカードを利用しました。

 

【4】いざ乗車

時間になり、改札を通ります。

記念撮影用ボードが置かれています。

ロマンスカー「HiSE」のうちの1編成が、予約制のワインバレー号として運転される特別車両になっています。

といっても、座席に赤いカバーを使用して、ワインを置くカウンターを改造して設置しているくらいですが。

車両の中央が、ワインカウンターです。

好きなワインを10種類近くから選べます。

リンゴジュースも用意されています。

テーブルに置かれたおしゃれな飾り↓

雰囲気を盛り上げて素敵です。

 

 

【5】発車してワインを楽しむ

湯田中駅を発車する前に、予約していた乗客が全員揃いました。

発車してから・・・ではなく、早速カンパイです。

アテンダントさんは、バラバラの乗客をまとめて、一体感を出そうとして頑張っています。すごいっ。

様々なワインのうち、6種類くらいお願いしました。

(本来ならペースを上げてがぶ飲みするところですが、実はこの日の午後に雪月花に乗るため、酔っぱらいすぎるとみっともないのためセーブしました(^^♪)

銘柄の一部がこちら↓

赤と白、見栄えが良いですね。

 

 

【6】料理と車内販売

ワインバレーでは、ワイン飲み放題だけでなくて、

ワインを引き立てる料理が付いています。

蓋を開けます!

料理は、こちら↓

ボリュームは多くはないですが、メインはワインですし、乗車時間1時間10分ですから妥当な線でしょう。

 

 

【7】車内販売

車内販売も来ました。当然利用します。

アテンダントさんは、良い写真が撮れるように、カゴを映えるテーブルの上に載せるなど便宜を図ってくれました。

私のようにブログを書くなどSNSを活用している人は、写真うつり、いわゆる映える画像が撮れると嬉しいものです。

たとえば京都丹後鉄道のアテンダントさんや、越乃シュクラのアテンダントさんは、お酒を持ってくる際に、ビンごと持ってきて「よろしければ撮られますか」と勧めてくれた。これを含め、いくつか上級技をくりだしていただきました。👏

買った品物は、こちらです↓

おやき&ようかんです。

おしながきはこちら↓

ワイン車両の隣の車両に乗っている客でも、車内販売を利用して飲み物食べ物を購入できます。

 

 

【8】長野に近づく

まもなく、終点長野です。

千曲川を渡る橋の上で、一旦停止して観光案内です。

天気があまり良くなかったのですが、楽しめました。

最後の飲み物は、リンゴジュース。

濃厚で美味しいです。

長野駅に到着。

ロマンスカーが2編成並ぶ光景が見られました。

 

十分すぎるほど楽しめました。

1本目で大満足ですから、次に乗る雪月花も高いだけにそれ以上に期待してしまいます。

近いうちにまた。

 

 

前回の「北信濃ワインバレー列車」の記事はこちら↓

 

今までの長野電鉄の記事はこちら↓