みなさんこんにちは。今日の話題です。
先日より「くずはモール(大阪府枚方市)」内の京阪電車の鉄道博物館「sanzen hiroba」で、このような展示がはじまりました。
「平成・令和時代における京阪電車のフラッグシップ 8000系展」。来年、3月27日までの開催です。京阪電車ホームページより。

「京阪電車8000系」は1989(平成元)年にデビューした、京阪特急6代目の専用車両です。
1971(昭和46)年登場の先代「初代3000系」(写真左側)を置き換える形で、一躍、京阪特急の看板車両となりました。展示より。


1993(平成5)年には「初代3000系」の代替を進めた結果、7両×10編成が揃えられ、翌1998(平成10)年には中間に2階建て「ダブルデッカー」を増結。8両編成化がなされます。出町柳にて。

さらに2017(平成29)年8月には、京阪電車初の座席指定車両「プレミアムカー」を連結。デビュー前には、関西各地で座席体験などのイベントが催されました。「なんばCITY」にて。


「プレミアムカー」は従来の車両を大改造したものでしたが、豪華なリクライニングシートの1×2列配置といったゆとりある設えで大好評を得て、今日に至ります。
同年8月20日、運行初日の「プレミアムカー」。


直近では、4ヶ月後に迫った「2025年大阪・関西万博」ラッピング編成が記憶にあたらしいところです。派手なので目立ちます(苦笑)

そういったことで、タイトル通り平成のはじまりから、令和の現在まで京阪電車のフラッグシップとして、大きな存在感を放つ「8000系」。
今日からは、その展示を拝見した際の記録とともに、手元の資料などを交えながらその歴史と思い出などを、辿ってみることにいたします。よろしければ、お付き合いくださいませ。

大阪から乗車した「比叡山連絡 快速特急洛楽」を途中下車。終着の出町柳で、叡山電車の観光列車「ひえい」号に連絡していました。2016(平成28)年5月、七条にて。
次回に続きます。
今日はこんなところです。