京都鉄道博物館では,10月5日(土)から12月15日(日)まで、来年3月で迎える山陽新幹線全線開業50周年の、記念企画展「山陽新幹線50年展」を開催中です。
私は「381系 最初で最後の特別展示」と日程が重なる12~15日の4日間の内、平日となる初日もしくは13日に来たいと思っていたのですが。
その願いは叶って、13日の(金)に訪れることができました。
当面の間となりますが、土曜日は381系、日曜日は新幹線、そのような更新パターンとなる見込みです。

第1回の今回は、2階に展示されていたポスターをUPします。
次回からは展示室内や収蔵車両などの写真をUPしていきますが、なかなか中身が濃い催しだったため、常設展示の資料も合わせて紹介して行くことになりそうです。
今回はポスターなので、あまり語ることはないのですけれど、それでもどれも見覚えがあって、懐かしいものばかりです。
展示されていたポスターは以上で、枚数が少ないので全部をご紹介してみました。




グランドひかりデビューや0系引退、そして500系のぞみデビューと、枚数が少ないとのことばは失敬なこと極まりないですよね(笑)
恐らくまだたくさんある資料の中から、限られたスペースにどれを貼るか、検討に検討を重ねた結果のはず。
どれも貴重な保管資料です。
グランドひかりの頃は、私はまだ20代でしたがポスターを見ていると、あぁあの時はこうだったよなぁ~など、懐かしい思い出が蘇りました。



さて、後半は常設展示の資料です。
「夢の超特急」誕生と特急網のコーナー、そして0系電車の取扱説明書とその付図です。
新幹線が東京~博多と繋がって、そこから連絡する各駅発の特急列車が誕生し、新幹線の無い地域にも高速鉄道の恩恵がもたらされました。
山陽特急は一夜にして全廃されましたが、名古屋・京都・新大阪・大阪から西下する、夜行特急は大増発。

岡山・博多から連絡するL特急も新設そして増発され、四国も宇高連絡船を介して、特急列車が新設されました。
と言うコーナーで、新幹線についても詳しく解説されていて、鉄道が活気に満ちていてワクワクする時代のコーナーです。
新幹線が東京~新大阪で運行されていた初期の時代、ひかり号は超特急 、こだま号は特急と言う種別で、特急料金も異なっていました。
高速運転時に飛散などの危険が発覚したため、新幹線のサボは初期の初期しか使用されていませんでしたが、プロムナードへ展示されている0系にはちゃんとサボ受けが残っています。
256km/hのレコードプレートは0系のものではなく、1963(昭和38)年3月30日に、試作車である1000系B編成が、当時電車方式として世界最高速度をマークし、これを記念して取り付けられた記念プレートです。
さて、新幹線の開業で恩恵の薄い都市への特急網ができましたが、道路も整備が進みつつあった高度成長期の日本で、新幹線によって発達したのはバス事業もありました。
国鉄自身も長距離バスや貸切バスの事業をしており、バスは身近なお出かけツールとして発展し、規制緩和などの延長でやがては、現代に繋がるローカル線存廃問題へと発展します。
でもね、バス旅は確かに疲れるんだけど、バスならでわの楽しさもありますよね•••••••,で、観光バスですよね、そう、お出かけしたい行き先は ── 夏に萩かな?
ひかりました こだましました のぞみをたくしました