函館 ('03.5.11)
魚市場通電停から、函館駅前に戻る(ゲーム路銀 -\9,850-\200=-\10,050)。
次は、メモリアルシップ摩周丸へ向かう。
函館駅を後ろ側(海側)から撮影。
6月21日から使われる新駅舎が、現時点(5月11日)でその姿を現していた。
函館駅の横を通り、朝市の裏手に回ってシーポートプラザへ。
※函館シーポートプラザは摩周丸を所有していた第三セクターでしたが、この前年の2002年(平成14年)に解散し、摩周丸は函館市に売却されました。
摩周丸は補修工事を経て、2003年4月から再公開。このときに「メモリアルシップ摩周丸」から「函館市青函連絡船記念館摩周丸」に改名しています。
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歩道に、「函館名物いか踊り」の踊りかたが書かれていた。
昔、NHKの昼の番組で見たことがあるのを思い出した。
広場に人だかりがあるので見に行くと、フリーマーケットが開催されている。
レアなファミコンソフトがないかと思って、ひと回りしてみたが、その類はなかった。
摩周丸は、1965年(昭和40年)に就航した青函連絡船。
1988年(昭和63年)の青函トンネル開通で役目を終え、ここで船の博物館として一般公開されている(\500)。
最近の模様替えで、煙突の“JNR”(国鉄)ロゴが復元された。
ちなみに、東京お台場の「船の科学館」で展示されている羊蹄丸も、同じく1988年に引退した青函連絡船。
このほか青森でも、八甲田丸が公開されている。
※東京の羊蹄丸は、船の科学館が休館となった2011年(平成23年)9月に公開を終了。その後まもなく解体されました。船の科学館自体も、2024年(令和6年)に解体されています。
※ちなみに私は北海道苫小牧市出身で、小学校卒業まで住んでいましたが、東京に行き来するときは飛行機を利用していたため、現役時代の青函連絡船には乗れませんでした。
まず、連絡線の歴史についての展示コーナーから。
1906年から既に、青函間が4時間で結ばれていたことに驚く。
(摩周丸の時代には3時間50分)。
空襲の被害。1,430名もの人々が亡くなった洞爺丸台風。
摩周丸、羊蹄丸など大型船の就航。そして廃止。
資料も、各時代の制服、記念切符、飾り毛布など豊富。
そして何といっても、船首側にあるシーサイドサロン。
函館山方面の眺望が良い、くつろぎの空間だ。
摩周丸はごく最近改装されたばかりなので、展示も見やすいし、このサロンもきれい。
展示室では、模型を見ながら、だんなさんが奥さんに、またおじいちゃんがお孫さんに、説明している姿が見られた。
操舵室にFM-TOWNSがあった。違う意味で懐かしい。
※FM TOWNSは、富士通が1989年(平成元年)に発売したパソコン。世界で初めてCD-ROMを標準搭載したパソコンで、いわゆるマルチメディアに強いことを売りとしていました。
TOWNS発売は青函連絡船廃止の翌年なので、摩周丸の現役当時からここにあったわけではありません。
甲板に出ると、函館どっくがよく見える。
サロンに戻り、キリンメッツガラナを飲み、この後に控える大行脚に備えて小休止。
大行脚といっても、昨日ほどではないが。
時刻は午後1時45分。
函館駅前電停まで戻り、市電で谷地頭に向かうことにする。
1本貸し切り電車が通過したこともあり、電車に乗ったのは2時8分。
終点のひとつ手前・青柳町をはさんでの、坂の上り下りを体感。
なるほど、『電車でGO! 旅情編』で、このあたりで一時停止するのは、下り坂でしかも見通しが悪く、先に何かあっても止まれないからか。
はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
- レトロゲームが大好きだ(昭和編) [ ゲイムマン ]楽天市場レトロゲームの紹介と、そのゲームの舞台(?)探訪。ねとらぼ連載。インベーダー、パックマン、テトリス、スタソル、いっき等
- レトロゲームが大好きだ(平成編) [ ゲイムマン ]楽天市場レトロゲームの紹介と、そのゲームの舞台(?)探訪。ねとらぼ連載。ストII、ソニック、ぷよぷよ、太閤立志伝、超兄貴等
- 悪役は口に苦しAmazon(アマゾン)俳優・八名信夫氏の著書。私はこの中で、昭和中期のパリーグ、東映ヒーロー、ひょうきん族等について補足説明を少し書いてます。