12/7~12/8、2日間
大人の休日倶楽部パスの旅
土曜日は新幹線はやぶさで、仙台へワープし
小牛田~前谷地~気仙沼~陸前高田~盛~釜石と巡り、
日曜日は、釜石~宮古→久慈と北進
さて、前の記事の続きです
久慈ではわずか5分でJR八戸線に乗り継ぎのため、駅前へ出られないのが残念。
車両は新型のキハE130の2両編成に変わり、キハ40系列が姿を消したのは残念。
さらに快速列車や海水浴等の臨時列車も運転されなくなった。
平成以降も八戸~鮫間は50系客車が運転されたり、三セク化以降も三戸駅からの直通列車も設定され、八戸中心部への通勤通学輸送に大活躍だったが、現在はすべて線内1形式のみのつまらない運行形態になっている。
八戸線は10年以上乗ってない。駅制覇系の位置ゲーは未攻略区間となり、ポカしないようにせねば。
すぐにドアが締まって発車
小グループの観光客が目立ち、すべてのボックスが埋まる盛況
最初の3駅ぐらいは、山間部を行き、駅間距離が長かったが、海岸部は集落が連なっていて、ちょこちょこ停まっている印象。
海岸より、所々に津波避難用の階段が新設されていたのが印象的。
ずっと「ありえ」だと思っていた、有家駅
●●駅(どこだっけ)では、不意にレストラン列車と交換があり、
私も含めて多くの客が立ち上がって物珍しそうに見たり撮影したり
さて、岩手県から青森県に入った。
青森県の天気予報は雪だったが、三八上北地方のみ晴れである。
三陸鉄道では雪が舞っていたが、9時からは雪は止んだ、だが、八戸に近づくにつれて徐々に積雪が増えてきたのは誤算だ、昨夜降り積もったらしい。
「うみねこ」でお馴染みの蕪島が見え、再び車内の乗客が一斉に立ち上がった、懐かしい光景だ。
ここで決断を迫られた
①原案
青い森鉄道などで新青森駅まで行って新幹線で帰るプランだったが、津軽地方が雪の天気予報を見て、2日前に、手前の八戸からの早い時間帯の新幹線に変更している。
②案
白銀駅で降りて、陸奥湊駅まで1駅歩き、八戸学院光星と八戸工大一を巡ろう
しかし、1時間以上後の次の列車では新幹線の接続がギリギリだ。これも却下
③案
本八戸駅で降りて、中心街へ出てから昼飯を食って、頻繁運転している市内バスで八戸駅へ出る
そんなことを考えているうちに鮫駅に到着、ここにも積雪が残る
地形的に雪が少ない鮫でこうだから高台の八戸中心街や、内陸側はもっと多いはずで、普通の靴では困難そうだ、これも諦めた
第④案として八戸駅へ直行を決めた。
本八戸駅では勤め先の駅と同じ発車ベルで一気に現実の世界が…
地元の若者達が一斉に下車。
東北本線の三セク化による別料金や、市内バスの増発、そして百貨店の相次ぐ閉店等で本八戸駅の乗客は激減し、みどりの窓口や旅行センターは無くなった。
八戸駅に到着
大人の休日~は青い森鉄道も乗れるが、上下線とも30分以上あり、時間内の隣の駅との往復も無理だ。
市街の外れで何にもない八戸駅で一時間以上の待ち時間を案じていたが、それは杞憂に終わった
結構レストランが豊富
八戸ラーメンを食べて暖まる。
さらに駅内には図書館の分館があり、昨日のスポーツ新聞に目を通したり、三八地方の郷土史料を眺めて、五戸電鉄(電化に至らず、南部鉄道に改称)の存在を知ったり、むしろ時間が足りないぐらい。
新幹線の時間を2時間繰り上げたので、大宮ぐらいまでは景色を楽しめそう、明日は月曜仕事だから早く帰れて助かる。
日曜日深夜近くまで外を出歩ける強いメンタルや体力は私は備えていないし。
さて、時間になって新幹線ホームへ下る
八戸は数少ない地平にある新幹線駅だ。
上りも下りも、JR北海道の車両!!
帰りの新幹線、盛岡まではトンネルだらけ
二戸~盛岡付近は銀世界で、八戸前後の積雪が一時減る現象は、この区間の冬のお馴染みの光景だ。
全車指定席の、はやぶさは、仙台でほぼ満席になった。
東京に到着
帰宅後、乗った区間の運賃を調べたら、約36000円
これだけで約2倍元を取ったことになった。
木曜日の小海線日帰りや、金曜日の特急湘南(東京→大船)にも活用したし、
大人の休日パス、最高!!